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せきゅラボ研究結果 第18回

BBIQとの組み合わせでスマホなどへのセキュリティソフトが無料で5台の安心安全

格安SIMで九州でのシェア拡大を目指すQTnet、IoTやモバイルの安全も注視

2017年08月28日 11時00分更新

文● 聞き手●小林優多郎 編集●ASCII 写真●高橋智

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── 安心という意味では、端末補償などもあり、なかなか大変だと思いますが、いかがでしょうか?

山岡 提供側としてはリスクのあるサービスですね(笑)。ただお客さまの要望も高く、「ワイド」という形で、QTモバイルでご購入いただいたものに限定せず、いまお使いの他社からご購入された端末も補償するサービスにしています。加入率も高く、補償を実際に利用された方もいらっしゃいます。

──スマホ安心サポートについても教えてください。

山岡 これは、紛失時のデータ保護や操作方法の遠隔サポートなど、スマートフォンを安心してご利用いただけるようにオプションサービスとしてご提供しています。ご加入される方が比較的多いオプションサービスです。

 最近スマートフォンをご契約される方は、ご高齢の方が増えています。ご自身のステータスだったり、頭の運動だったりもすると思いますが、気持ちがあるのは非常にいいことではないでしょうか?こういった方にも携帯番号の移行の仕方から、ひとつひとつ紹介しています。

契約カウンターは2Fに構えている。

──3月から開始したQTモバイルのサービスも基盤が固まってきた感じでしょうか?

山岡 まだまだですよ! まだまだ申し込み方法が複雑な面もあります。そこでリアル店舗を出しましたが、1号店だけではなく、第2、第3の店舗も主要な場所に出していこうと考えています。サイトに関しても、申込ページを変えて、わかりやすく申し込めるようにしたり、注釈の文字も大きくするなど、改善を試みています。

 われわれは「九州」の企業であること、そして「安心・安全で、わかりやすい」という点をテーマにしてサービスの開発に取り組んでいます。しかし、まだまだ改善が必要だという声が社内外の多くの方から上がってきています。例えば、サービス名に「1ギガ」とか「3ギガ」と言われても初めて見た人に分かるのか、「音声」というか「通話」というかなどですね。昔は「音声」という言葉を使っていましたが、イメージがしにくいといった声もあり「通話」に統一しています。

──料金体系に関する声は? カウントフリープランも話題を集めています。

山岡 料金に関してはシンプルにしていこうと考えています。以前はDタイプとAタイプで料金が違っていたのですが、料金を共通とし、分かりやすく整理しました。カウントフリープランは今のところ予定していません。いい面もありますが、基本の料金を下げたほうが分かりやすいと思います。

── 確かにギガといっても、通信の容量なのか、端末の容量なのか分かりにくい面があります。御社は固定回線も提供しています。BBIQと組み合わせるメリット、特にセキュリティーについても教えてください。

山岡 お客さま満足度No,1の話をしましたが、高い評価をいただいているのはセキュリティーなんですよ。マカフィー社のサービスをベースにした「BBIQトータルセキュリティ」を提供している点が、他のキャリアに比べて評価されています。PCやスマホ・タブレットなど5台まで無料で守れるサービスを早くから導入していますし、さらにパスワード管理の「TrueKey」も無料でつけ始めました。

── マルチデバイスを守れるという点は、QTモバイルを導入するユーザーにとってもメリットになりそうです。

山岡 お客さまにとっては、大きなメリットになりますね。

 今後、マカフィー社とは、パソコンやスマホのセキュリティのみならず、家庭内にあるインターネットに対応した家電製品、いわゆるスマート家電のセキュリティでも連携していきたいと考えています。エアコン、冷蔵庫、テレビ、ビデオレコーダー等の家電製品は今後ますますインターネットに繋がっていくと思いますが、そういったスマート家電が安心して利用できるように第三者の悪用から守っていくことは、とても重要になってきています。

 また、法人でも大きな企業は専門部署で対策を講じることができますが、規模の小さな企業では、セキュリティ対策まで十分に手が回せていないところもあると思います。

 小規模の企業向けにBBIQやQTモバイルをご提案する際には、セキュリティ対策のサポートができるようマカフィー社と連携して取組んでいきたいと考えています。

── 本日はありがとうございました!

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