マイクロソフトは8月10日(米国時間)、ブロックチェーンのパフォーマンスや機密性、統制の向上を目的とするオープンフレームワーク「Coco Framework」の開発を発表した。
Coco Frameworkは、あらゆる台帳プロトコルへの対応とともに、プロセッサー上のセキュアな領域を利用するTEEとの互換性を持つOSやハイパーバイザー上での動作を目指している。
現時点では、R3の「Corda」、Intelの「Hyperledger Sawtooth」、J.P. Morganの「Quorum」、Ethereumなどの分散台帳をサポートしようとしている。
さらにオンプレミス上および、さまざまなベンダーのクラウド上で使用可能だという。
すでに、Coco Frameworkに関する技術書をGitHub上で公開しており、同フレームワークは年内にオープンソースプロジェクトとして公開される予定。