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ズバッと解決! Windows 10探偵団 第299回

一時的に保管するような機能

Windows 10、標準機能「ごみ箱」の使い倒しマニュアル

2017年08月06日 13時15分更新

文● 柳谷智宣 イラスト●てりィS Factory 編集●E島/ASCII

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 Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。

 基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。

ファイルをごみ箱にドラッグ&ドロップするとアイコンが消える

調査依頼
ごみ箱の存在意義がわからない

 ごみ箱は、Windows 95から搭載された機能。それまではファイルを削除するといきなり完全削除されていたのだが、誤操作や再度必要になる時に備えて、一時的に保管するような機能が導入されたのだ。ファイルやフォルダをごみ箱にドラッグ&ドロップしたり、選択した状態でDELキーを押すとごみ箱に移動する。ちなみに、ごみ箱の本体は各ドライブのルートにある「$RECYCLE.BIN」というシステムフォルダで、初期設定では表示されないようになっている。

ごみ箱をダブルクリックする

ごみ箱の内容が表示されるので、「管理」をクリックする

完全に削除するなら「ごみ箱を空にする」をクリックする

 ごみ箱をダブルクリックすると、保管されているファイルが表示される。ここでエクスプローラの「管理」メニューを開くと、ごみ箱を空にしたり、保管されているファイルを元に戻したりできる。

確認画面が開く

「すべての項目を元に戻す」をクリックすると、ごみ箱の中身を元に戻せる

ファイルを選択してDELキーを押すとごみ箱に移せる

 ファイルを削除する際、Shiftキーを押しながら操作すると、ごみ箱に保管せず、直接完全削除できる。一手間楽になるものの、間違えて消してしまっても復活できないので注意が必要だ。基本的には、やはりごみ箱を利用することをお勧めする。

Shiftキーを押しながらDELキーを押すとごみ箱に移さず完全に削除できる

ごみ箱のプロパティから削除時の確認メッセージを非表示にできる

ごみ箱のアイコンがなくなったら、「デスクトップアイコンの設定」から「ごみ箱」にチェックすればいい

 デスクトップのごみ箱アイコンがなくなってしまったら、「設定」の「個人用設定」→「テーマ」→「デスクトップアイコンの設定」を開き、「ごみ箱」にチェックを入れ「OK」をクリックすればいい。

これでズバッと解決!

 ごみ箱を開いて「管理」メニューから中身を空にしたり、元の場所に戻したりできる。また、Shiftキーを押しながら削除すると、ごみ箱を経由せずに完全に削除でき、復活できなくなる。


 Windows 10探偵団は毎週、月・水・日に更新します。お楽しみに!


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