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ポーラオルビスQ2、経常利益86%増…「メディカルセラム」好調

2017年08月03日 01時26分更新

記事提供:通販通信

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(株)ポーラ・オルビスホールディングスが7月31日に発表した2017年12月期第2四半期(1~6月)連結決算は、売上高が前年同期比9.7%増の1173億7800万円、営業利益が同72.4%増の209億4400万円、経常利益が同86%増の209億4400万円、純利益が同68.9%増の139億5500万円となった。

 第2四半期は、基幹ブランドの「POLA」に加え、育成ブランドの「THREE」「DECENCIA」が好調で、ビューティケア事業の売上高は同10%増の1093億300万円、営業利益は同66.4%増の200億9500万円。

 「POLA」ブランドでは、1月にシワを改善する薬用化粧品「リンクルショットメディカルセラム」を発売開始し、年間目標の125億円を上回る売上を達成。訪日観光客によるインバウンド売上も拡大している。

 「ORBIS」ブランドは、中国市場・シンガポール市場で売上が拡大する一方、国内市場では購入客数減少などにより減収・減益に。中でも通販顧客数は同5%減となり、売上伸張率もネット通販では同1.8%減、その他通販では同14.2%減となった。同ブランドの売上構成比は、ネット通販41.1%、その他通販26.0%、店舗・海外が26.9%。

 育成ブランドは、「THREE」が同35.9%増の37億500万円の売上を達成。「DECENCIA」も約40%増収になるなど好調を維持したが、昨年譲渡した「FUTURELABO」と「pdc」の影響により、育成ブランド全体の売上高は同4.6%減の68億7800万円となった。

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