デルは、今年で第8回目となる「Dell Women Entrepreneur Network Summit」において、「2017 Women Entrepreneur Cities (WE Cities) Index」の調査結果を発表。各国の法律と慣例に加えて、各都市の政策、プログラム、特性に基づいて都市をランク付けし、優れた可能性を持つ女性起業家(HPWE)をサポートしている世界の上位50都市を明らかにした。日本では東京都が39位にランクインしている。
デルのEVP兼最高顧客責任者であるカレン・キントス氏は、次のように述べている。「各地の女性起業家の成功は、世界でも大きな関心を集めています。『WE Cities Index』は、政策立案者が女性起業家の成功を確実に可能にするための診断ツールとして利用できます。このリストに挙げられた各都市は相互に学び、女性起業家を誘致しサポートするために政治を変えることを促すことができます。すべての起業家が性別に関係なく成功できるエコシステムができれば、変化は都市レベルだけでなく、世界で感じられるようになるでしょう」。
アジア太平洋/日本地域では、シンガポールが潜在能力の高い女性起業家にふさわしい都市として8位に、「文化」を通じて環境を整えるという項目では5位にランクイン。注目都市としてはクアラルンプールが選出された。また、香港、メルボルン、シドニーでは「テクノロジー」「人材/才能」などの分野で注目すべき都市として選出されている。