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訪日する中国人観光客をターゲットに広がるビジネス

NEC、中国人観光客向けSNS「WeChat」連携Wi-Fiサービスを実証実験

2017年07月18日 15時00分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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サービスイメージ図(実証実験時)

 NECネッツエスアイは7月18日、中国広く利用されているスマホ向けSNS「WeChat」と連携したWi-Fi接続サービス実証実験を行なうと発表した。

 WeChat(ウィーチャット)は中国Tencentが提供しているスマホ向けSNSアプリ。日本国内においてもO2Oサービスのプラットフォームとして、Web広告サービス広告基盤として活用が期待される。NECネッツエスアイでは、WeChatアプリからQRコードを読む込むだけで無料Wi-Fiが利用できるようになるサービスを10月から予定している。

 今回の実証実験は、本サービスの提供開始に先立って接続サービスの利用およびWeb広告サービスの効果測定を行なうもの。期間は7月20日~9月14日、東京タワーツーリストインフォメーションセンターおよび銀座エリアで実施する。

 NECネッツエスアイでは、実証実験を通じて得られた成果をもとにWi-Fiインターネット接続や広告/クーポン配信サービスを実施。さらに、訪日外国人を重点顧客領域としているリテール/サービス企業に対してマーケティングデータの提供や効果的Web広告サービスの提供、およびWeChat上で動作するミニプログラムなど各種サービスを予定している。

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