もうすぐ夏休み。記者にとって夏休みはあまり関係ないのですが、世のお子さんたちはバケーションに胸をときめかせていることと思います。夏休みと言えば自由研究。数年前から工作で手作りする自動販売機というものが自由研究の題材としてちょっとしたブームになっています。
■手作り自動販売機が話題
なぜ自動販売機なのでしょうか。YouTubeで「手作り、自動販売機」と検索するとお子さんなどがダンボールを利用して自分で作った自動販売機を披露する動画がたくさんあります。見て納得。ボタンを押す、飲料が出てくるなど、随所に仕掛けが必要になるため、工作としてやりがいがあるものと思われます。また、作ったら飾っておくだけではなく、うまくできたら飲料を出し入れして繰り返し楽しめるのも人気の理由でしょう。
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リアルの(!)自動販売機での売り上げが8割以上を占める飲料メーカー、ダイドードリンコも手作り自動販売機に注目して、「ペーパークラフト自動販売機キット」を2015年から無償提供しています。初年は学校など団体のみへの提供で、2016年から個人応募も受け付けることになりました。2017年は個人応募枠がさらに拡大。
TwitterかInstagramにて6月20日から応募を受け付けており、すでに申込みが殺到している模様です。今年も手作り自動販売機は話題になりそうですよ。
ダイドードリンコの自販機キットで遊んでみた
そんな、ダイドードリンコのペーパークラフト自動販売機キットのサンプルが届いたので、試しに組み立てて遊んでみました。
■大人は何分で組み立てられるか?
ダイドードリンコのペーパークラフト自動販売機は、対象年齢満3歳以上。保護者の方が一緒に組み立てるようにと注意書きがあります。所要時間は、親とお子さんで一緒に組み立てて通常30分~1時間ほど。では大人が1人で組み立てたらどのくらいかかるのでしょうか?
記者は不器用なほうですけど、それでも子供も向けの製品なので簡単に組み立てられるはずですよね? キットを開封するとこまごました紙パーツがたくさんあったので、若干不安になってしまいました。
キットと一緒に、自動販売機を利用して学べる「お買いもの学習サポートシート」という紙も入っていました。監修している啓林館は教科書や学習参考書を手掛ける出版社なので本格的です。
なるほど、自動販売機を通して学習という付加価値も深めるというわけですね。一緒に、飲料の知識を深められるダイドードリンコオリジナルの学習シートも同梱されていました。
■組み立ててみた
最初は大きめのパーツ。折り目に合わせてパーツを折り曲げ、ツメを切れ込みに差し込むと、またたく間に箱型になりました。おや、すでに自動販売機っぽい?
自動販売機の外枠ですね。あまりにサクッとできたので拍子抜けするくらい。ですが、細かい作業になるのはここからでした。
■輪ゴムを駆使したり、細かい作業も
不思議なパーツに輪ゴムをひっかけるという作業がありました。輪ゴム! ちょっと複雑な作業に工作ならではのやりごたえがでてきました。
■やや苦戦しながらも、カタチが見えてきた
ミニ四駆のコースのように見えたのが内部の柱的な存在。事前につくった箱のようなパーツを組み合わせます。
ここまでできたら、細かいパーツの作業は終了。最初に作った外枠に組み合わせていきます。
■できあがり!
できました~!
かかった時間は30分程度。実は、2015年に同じペーパークラフト自動販売機を組み立てたのですが、久しぶりで手順も忘れていたので、思っていたより時間がかかりました。パーツが多く、折ったり組み立てたりする作業が多いので、説明書どおりに進めれば間違いはないのですが、そうシンプルではありません。無事に組み立てられると、やり遂げたという充実感があります。
できあがったパーパークラフト自動販売機は、本物の自動販売機さながらミニ缶を出すことができます。前面の扉を開けてボタンの上の部分にミニ缶を補充、扉を閉じてボタンを押すと、コロンと缶が出てきます。ペーパークラフトなので、ボタンを押すと言っても「ポチッ」という感じではなく、奥のほうに慎重に差し込んでいく感じ。
少しどぎまぎしながら試してみて、ちゃんとミニ缶が出た時の感動は大きいです。大人でも何度か試してみたくなるので、子どもだったら繰り返し繰り返し遊ぶのだろうな。
■丈夫な設計が◎
自分でアレンジするのも楽しそう
ペーパークラフトとはいえ丈夫な設計になっているので、何度か遊んでも耐えられそう。紙を二重に組み立てたり、補強シールを貼ったり、作る時こそ手間がかかりましたが、できあがったものを見ると想像以上にしっかりした質感なので、よく考えられているなと感心しました。
子供の自由研究の題材にちょうどよさそうですし、はっきり言って大人も楽しめちゃいます。
応募はTwitterで
ダイドードリンコペーパークラフト自動販売機へ個人で応募する方法は、Twitter、Instagramで「 https://www.dydo.co.jp/papercraft_sns/ #ダイドークラフト自販機 」をつけた投稿で完了。応募期間は、第1弾が6月20日から7月10日15時、第2弾が8月1日から8月14日15時まで。応募資格は、完成したペーパークラフト自動販売機をTwitterもしくはInstagramに投稿可能な方。詳しくはコチラをご覧ください。
ダイドードリンコはペーパークラフト自動販売機を個人応募向けに1000個、保育園・小学校・学童・こども会など団体応募向けに2000個、学校・施設・団体への寄付向けに500個と計3500個用意しています。
Twitterで気軽に応募できるので、気になる人は申し込んでみてはどうでしょう。
ナベコ
寅年生まれ、肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。30歳になったので写経を体験したい。Facebookやってます!
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