前へ 1 2 3 次へ

Ryzen 7 1700X搭載機がついにG-Tuneから登場!!

重量級ゲームも快適!! Ryzen 7 1700X+GTX 1080搭載の「NEXTGEAR-MICRO am540PA1」の実力を探る!

文●高橋量 編集●ASCII編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

重量級ゲームでも快適に遊べる!

 3Dパフォーマンスを計測する「3DMark」を試してみたところ、DirectX 12相当の「Time Spy」とDirectX 10相当の「Sky Diver」および「Cloud Gate」においてRyzen 7 1700Xのほうが優れた結果となった。

「3DMark」ベンチマーク結果
種別 NEXTGEAR-MICRO am540PA1 比較機
Time Spy 7237 6813
Fire Strike Ultra 5163 5235
Fire Strike Extreme 9567 9784
Fire Strike 15303 18063
Sky Diver 39394 39100
Cloud Gate 38109 35926
Ice Storm 165329 198696

ゲーム系ベンチマークでも性能をチェックだ!

 ゲーム系ベンチマークとして「ドラゴンクエストXベンチマークソフト」(ドラクエ10ベンチ)と「ファイナルファンタジーXIV:紅蓮のリベレーター ベンチマーク」(FF14ベンチ)を試してみたところ、高解像度の最高画質でも快適にプレーできる結果となった。ただしFF14については4K環境で多少カクつくことがあるかもしれない。

ドラクエ10ベンチとFF14ベンチの結果
種別 NEXTGEAR-MICRO
am540PA1
比較機
ドラクエ10ベンチ(FHD) 17508 21556
ドラクエ10ベンチ(4K) 15681 19389
FF14ベンチ(FHD) 13427 16947
FF14ベンチ(WQHD) 11557 13259
FF14ベンチ(4K) 6388 6656

マルチスレッドの恩恵を受けやすいDirectX 12対応ゲームに注目

 海外ゲームのベンチマーク機能では、1920×1080ドットの最高画質で快適に遊べる結果が出ている。また、マルチスレッドの恩恵を受けやすいDirectX 12対応ゲームのベンチマーク結果が拮抗する数値となっている点は注目すべきだろう。タイトルによっては2560×1440ドットだと多少カクつきが見られるかもしれないが、おおむね問題なくプレーできるはずだ。

海外ゲームのベンチマーク結果(単位:FPS)
Rise of the Tomb Raider
(DX12、最高画質)
NEXTGEAR-MICRO
am540PA1
比較機
1920×1080ドット 123.68 136.99
2560×1440ドット 91.93 90.21
3820×2160ドット 44.63 46.23
Ghost Recon Wildlands
(DX12、画質:ウルトラ)
NEXTGEAR-MICRO am540PA1 比較機
1920×1080ドット 58.79 62.11
2560×1440ドット 45.71 47.72
3820×2160ドット 27.96 29.05
Farcry Primal
(DX11、画質:最高)
NEXTGEAR-MICRO
am540PA1
比較機
1920×1080ドット 77 110
2560×1440ドット 73 79
3820×2160ドット 47 43
The Division
(DX12、画質:最高)
NEXTGEAR-MICRO am540PA1 比較機
1920×1080ドット 104.2 105.8
2560×1440ドット 73.1 74.8
3820×2160ドット 40.1 40.6

ゲーミングPCとしては十分な性能

 ベンチマーク結果をご覧いただくとおわかりのとおり、Ryzen 7 1700X+GeForce GTX 1080を搭載したNEXTGEAR-MICRO am540PA1は、海外の重量級ゲームでも快適に楽しめる高いパフォーマンスを備えている。また、動画編集やエンコードなどマルチコア性能が求められる処理では、4コア8スレッドのCore i7よりも処理性能で上回る可能性が高い。ゲーム以外にもクリエイティブな作業を楽しみたい方におすすめのモデルだ。

 なおG-Tuneでは、現在Ryzen特集「AMD Ryzen プロセッサー搭載パソコン特集」を展開しており、新たに追加されたAMD Ryzen 5搭載デスクトップも紹介している。AMD Ryzen 5の場合、Intel製CPUに比べて4コア8スレッド環境を低価格で構築点がメリットとなっている。今回のレビューも合わせ、ぜひチェックしてほしい。

マウスコンピューター/G-Tune

主なスペック NEXTGEAR-MICRO am540(B350、AMD Ryzen 7搭載モデル)
モデル名 SA1(シルバーモデル) SA1-SP(シルバーモデル カスタム) GA1(ゴールドモデル) PA1(プラチナモデル)
直販価格
(税別)
12万9800円から 14万9800円から 17万9800円から 18万9800円から
CPU AMD Ryzen 7 1700(3.0GHz) AMD Ryzen 7 1700X(3.4GHz)
チップ
セット
AMD B350
メイン
メモリー
(最大)
8GB(64GB) PC4-19200 DDR4 16GB(64GB) PC4-19200 DDR4
グラフィックス
機能
NVIDIA GeForce GTX 1060(3GB) NVIDIA GeForce GTX 1070(8GB) NVIDIA GeForce GTX 1080(8GB)
ストレージ 240GB SSD(SATA)、2TB HDD(SATA)
光学式
ドライブ
LAN機能 有線LAN(1000BASE-T)
インター
フェース
DVI-D端子、DisplayPort端子×3、USB 3.1 Type-A端子×2、USB 3.0端子×5、USB 2.0端子×2、PS/2端子×2
メディア
カード
リーダー
拡張
スロット
PCI Express x16(1)、PCI Express x1(2)
ドライブ
ベイ
2.5型、3.5型×4(一部2.5型と共用)、5.25型
サウンド
機能
ラインイン、ラインアウト、ヘッドホン、マイク入力端子×2
電源 500W 80PLUS SILVER
本体
サイズ
幅196×奥行き430×高さ417mm
OS Windows 10 Home(64bit)
主なスペック NEXTGEAR-MICRO am540(B350、AMD Ryzen 5搭載モデル)
モデル名 BA1(ブロンズモデル) SA2(シルバーモデル)
直販価格(税別) 8万4800円から 9万9800円から
CPU AMD Ryzen 5 1400(3.2GHz) AMD Ryzen 5 1600(3.2GHz)
チップセット AMD B350
メインメモリー(最大) 8GB(64GB) PC4-19200 DDR4
グラフィックス機能 NVIDIA GeForce GTX 1050(2GB) NVIDIA GeForce GTX 1060(3GB)
ストレージ 1TB HDD(SATA)
光学式ドライブ
LAN機能 有線LAN(1000BASE-T)
インターフェース DVI-D端子、DisplayPort端子、USB 3.1 Type-A端子×2、USB 3.0端子×5、USB 2.0端子×2、PS/2端子×2 DVI-D端子、DisplayPort端子×3、USB 3.1 Type-A端子×2、USB 3.0端子×5、USB 2.0端子×2、PS/2端子×2
メディアカードリーダー
拡張スロット PCI Express x16(1)、PCI Express x1(2)
ドライブベイ 2.5型、3.5型×4(一部2.5型と共用)、5.25型
サウンド機能 ラインイン、ラインアウト、ヘッドホン、マイク入力端子×2
電源 500W 80PLUS SILVER
本体サイズ 幅196×奥行き430×高さ417mm
OS Windows 10 Home(64bit)

マウスコンピューター/G-Tune

前へ 1 2 3 次へ