画面が大きいので定規で線を引くこともできる!
繰り返しになるが、電子パッド デジタルペーパーの最大の特徴は何と言っても重いことではなく、筆記面積が20インチと極めて広いことだ。
さらに、文字や図を描くときに、ペンを持つ手の小指側の側面を筆記面に押し当てても敏感に反応しないので、落ち着いてゆっくりと詳細な文字や図を描くことが可能だ。
また、画面が大きいことは、ごく普通の定規などを使って普通に直線を引いたりする余裕もある。電子パッド デジタルペーパーは細かな字や図をたくさん描けることが最大の特徴なので、適用分野としては、商品企画などが考えられる。
ビジネスの協力者との関係図やプロセスなどを試行錯誤しながら、ドラフトを描き、また考え、そして考えながらまたアイデアを描き加えたり、消去して新しいアイデアを重ね描きして行くなど、SNSやクラウド時代の“試行錯誤型のアイデア拡張術”などには最適だと思った。
ペンで書き、定規で線を引く……
楽しいアナログワールドが堪能できる!
私事で恐縮だが、数年前に遊び半分で、昔からあったビニールメモの上に思いつきやアイデアを描いて、スマホで撮影。エリアの抽出や角度補正、モノクロ反転変換をやって、事前に設定したクラウドサービスに自動アップロードしてくれる「SnipTap To-Go」というモノを途中まで作った。
ビニールのクオリティーが予想以下で、時間経過で文字があやふやになるという問題を抱えたまま放置してある残念なプロジェクトだ。
今回はこの電子パッド デジタルペーパーを使って再度プロジェクトの定義からやり直して、一刻も早く商品として世に出したいと思った次第だ。
最強の電子パッド デジタルペーパーは、デジタル技術を活用しているとは言え、あくまで人との関わりはフリクションペン出現以前のアナログワールドしかない世界だ。
同じ使うなら、この際、難しいヘリクツは置いておいて、昔に戻って、手巻きのゼンマイ腕時計、電卓、大学ノートと万年筆と木の定規など、人が介在し、共有するしか手段のない“楽しいアナログワールド”にバックトゥ~してみるのはどうだろうか!? \(^o^)/
今回の衝動買い
アイテム:
電子パッド デジタルペーパー 20インチ
価格:アマゾンにて7999円で購入
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
T教授も関わるKOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。
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