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パワーセーブ作動時でフル充電後、約4年間動き続ける

人気完売モデルの新作「光発電エコ・ドライブ Bluetooth」開発デザイナーインタビュー

2017年07月08日 20時00分更新

文● 中山 智 編集●飯島恵里子/ASCII

提供: シチズン時計

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加工が難しいと言われる、サファイアガラスを台形状にカットしている。カットの傾斜の具合で、角度によって文字板の見え方が変わる。時計を水平に構えると、ベゼル部分からガラス面まで同じ傾斜でデザインされているのが、よくわかる

デザインに込められた「新しい時計」の意味とは

 エコ・ドライブ Bluetooth BZ1020-22L/22Eは、そんな最先端の光発電技術を装備したスマートウオッチだが、時計メーカーの老舗シチズンらしさも随所に見られる。その最たるものがデザインだ。

限定モデルと新モデル、どちらも担当しているシチズンのデザイン部 チーフデザインマネージャーの井上英樹氏

 ガラスには硬度が高いサファイアガラスを採用しているが、フラットではなくインデックスのあたりからエッジまで「傾斜したカット」がされている。そのため真横から見ると、ガラス面が盛り上がっているようなデザインだ。エコ・ドライブ Bluetooth BZ1020-22L/22Eを担当したシチズンのデザイン部 チーフデザインマネージャーの井上英樹氏は、「風防を台形にすることでガラスの屈折率を利用し、角度によって腕時計の表情を変えたかった」と説明している。

 さらに、「昨今、数多くのスマートウオッチが登場していますが、腕時計としての機能と美しさを兼ね備えた『スマートウオッチ』を提案したいと考え、このガラスカットの形状やケースライン、文字板表現にこだわり、多くの人が考えるスマートウオッチのイメージを覆すような『新しい時計』をデザインしたいと考えました」とのこと。

 井上氏によると、デザインの考え方のベースには楽器メーカーの電子楽器が念頭にあったという。「例えば、バイオリンやギターには、長い年月をかけて完成されたフォルムがあります。これらのアコースティック楽器を電子楽器としてデザインしたものは、そのフォルムや情緒さを残しつつ、未来感やテクノロジーを見事に表現していると思ます。腕時計もある意味完成された形のある製品ですが、そこに腕時計本来の価値を提供しつつ、新たなスマートウオッチの価値を提案したいと考えました」エコ・ドライブ Bluetooth BZ1020-22L/22Eもぱっと見は普通の時計だが、よく見ると実はいままでとは違う最先端のアイテムというのをデザインで表現しているわけだ。

針は太くて見やすいが、中抜きされており背面の文字板が見やすく発電への影響が少ない

 ただし電子楽器が、従来の演奏方法のまま使用できるのと同じように、エコ・ドライブ Bluetooth BZ1020-22L/22Eも従来の時計と同じように使えるようデザイン面でも配慮がされている。たとえば針やインデックスには夜光が塗られており、暗い環境でもしっかりと時刻が把握できる。また文字板に配置されたテキストは、円周に添ってではなく、横位置で表記されている。これも「腕につけたときの視認性の高さを重視しながらも、いままでとは違う最先端のアイテム」(井上氏)によるものだ。

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