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お手頃な2in1 PC「dynabook V42」と比べてみた

非タッチ液晶という選択肢! dynabook UXの実力をチェック

2017年06月30日 11時00分更新

文● ASCII編集部

提供: 東芝クライアントソリューション

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ビジネスシーンで必要となる十分なスペックを備える

 UX53/Dはスペック面も充実している。CPUは第7世代Core i5-7200Uを採用しており、Officeアプリなどビジネスシーンで利用されるアプリも快適に動作する。

 メモリー容量は標準仕様こそ4GBだが、高速DDR4メモリを採用するとともに、最大16GBまで増設可能となっているので安心。また、内蔵ストレージには容量128GBのSSDを採用しているので、OSやアプリ起動も高速で、快適に利用できる。

 側面ポートも豊富で、左側面にUSB 3.0ポート×1とオーディオジャック、右側面にThunderbolt 3/USB 3.1 Gen2対応USB Type-Cポート×2、HDMI出力、microSDカードスロットが備わっている。

dynabook UX53/Dの左側面

dynabook UX53/Dの右側面

 とくに、Thunderbolt3/USB 3.1 Gen2対応USB Type-Cポートは、双方ともUSB PDに対応し、どちらにACアダプターを接続しても充電が可能。もちろん、Thunderbolt 3対応の周辺機器を利用して機能拡張できる点も、大きな魅力となるはずだ。

 キーボードの優れた利便性も見逃せない部分。主要キーは19mmフルピッチを確保するとともに、ストロークは1.5mmと、薄型モバイルPCとは思えないほど深く、非常に快適なタイピングが可能。キー配列も標準的なので、タッチタイプも余裕だ。

19mmフルピッチで打ちやすい

 また、タッチパッドには左上角にWindows Hello対応の指紋認証センサーを搭載。快適なカーソル操作だけでなく、高いセキュリティと瞬時のログオンによる利便性を両立でき、ビジネスの現場で大いに活躍してくれるだろう。

UX53はCore i5搭載でオフィス利用に満足な性能
バッテリーもちも良好でモバイルに最適!

 では、実際に、PCの総合性能を評価するベンチマークソフト「PCMark 10」および「PCMark 8」を利用してUX53/D性能を検証してみた。今回は比較として、2in1モバイルのdynabook V42/B(以下、V42/B)を用意し、同じテストを行なってみた。

 結果を見ると、PCMark 10、PCMark 8ともにUX53/Dの圧勝だった。V42/Bは、搭載CPUがCeleron 3865Uと、UX53/Dよりも下位のCPUを搭載するため、この結果は当然ではあるが、これだけのスコアが得られていれば、ビジネスでの利用で性能に不満を感じる場面はほとんどないと言える。

 ちなみに、V42/Bでも、ベンチマークのスコアこそ劣ってはいるが、実際に使ってみるとこれだけのスコア差があるとは思えないほど軽快に動作する。ゲームなど、処理の重いアプリの利用はやや厳しいと感じる場面もあるが、ビジネスシーンでの利用であれば、V42/Bでも大きな不満なく利用できるはずだ。

PCMark8およびPCMark10のベンチマーク結果

 そして、モバイルPCとして見逃せないバッテリー駆動時間は、UX53/D、V42/Bとも公称で約17時間と非常に長い。

 そこで、バッテリー駆動時間計測アプリ「BBench」を利用し、電源設定を「バランス」、バックライト輝度を50%に設定して検証してみたところ、双方とも13時間に迫る駆動時間を記録した。

 バックライト輝度が高く、比較的過酷な条件でテストでこれだけの駆動時間なら、通常利用時でも余裕で12時間以上の利用が可能と言える。

 しかも、高性能CPUを搭載しながらこれだけの長時間駆動を実現しているUX53/Dは、かなりポイントが高い。V42/Bと合わせ、1泊2日の出張でも、ACアダプター不要で利用できるだろう。

BBenchで計測したバッテリー駆動時間

ちなみに、UX53/DもV42/Bも同じACアダプターを利用しており、充電端子はUSB Type-Cだ

dynabook UX53はタッチ不要なユーザーにオススメ!

 このようにUX53/Dは、MIL規格準拠の優れた堅牢性に加えて、十分な性能や優れた拡張性、優れたディスプレー表示品質など、モバイルPCとして非常に高い完成度を実現していることがわかってもらえたと思う。

 現在、モバイルPCは多くの製品が登場し、どの製品を買えばいいか非常に目移りする状況となっている。

 そんな中UX53/Dは、スペック面などで高い完成度を誇るだけでなく、モバイルPCにとって特に重要となる、優れた堅牢性と性能、長時間のバッテリー駆動時間を実現することで、競合製品と比べても一歩抜け出した存在と言える。とくに、文字入力が中心でタッチ操作が不要なビジネスモバイルPCを探しているなら、最優先に考慮すべき製品なのは間違いないだろう。

 ただ、用途によっては、タッチ操作が必要という場合もあるだろう。そういった場合には、登場からやや時間が経過し、お手頃価格となっているV42/Bをお勧めしたい。V42/Bも、MIL規格準拠の頑丈ボディやWindows Hello対応の指紋認証センサー、豊富な拡張性など、UX53/D譲りの高い完成度を誇っており、UX53/Dに負けず劣らず魅力がある。

 自分が求める用途に合わせて、UX53/DまたはV42/Bを選択することで、快適なビジネスモバイル環境を手に入れてもらいたい。

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