サムスン、年内に第4世代V-NANDの量産を開始

2017年06月13日 17時30分更新

文●ドリル北村／ASCII編集部

SSDとHDDでは音が変わる

　アイ・オー・データ機器は、ネットワークオーディオサーバー「fidata」を紹介。WD製HDD 2TB×2台を採用したモデルと、Samsung SSD 850EVO 500GB×2台を採用したモデルで音に違いがあることを説明し、それを裏付ける資料を公開した。

アイ・オー・データ機器事業戦略本部企画開発部企画2課企画担当北村泰紀氏

まったく同じスペックで、ストレージだけが違うネットワークオーディオサーバー2機種

デジタルデータなので音が変質することはないはずだが、実際に聴き比べると明らかに違う。アイ・オー・データ機器では電気的ノイズが影響していると考えている

ノイズが少ないほど良質な再生が可能となるはずだ。そこで各部のグランドノイズを測定し、仮説を裏付けることにした

HDDとSSDでグランドノイズを計測したところ、SSDでのほうがノイズが少なかった。とくに200hz以下で顕著に差が出ている。このノイズにより音に違いが出ているようだ

信号波形の揺らぎであるジッターも計測したが、人間が聴いて違いを認識できるほどの差ではなかった

アイ・オー・データ機器は、接続機器を替えても録画番組を引き継げる規格「SeeQVault」対応のポータブルSSDを来年発売予定だという。録画番組をモバイル機器で視聴できるのが特徴だ

展示コーナーでSSDとHDDによる音の違いを聴き比べるデモを実施。多くの人が音に差を感じていた

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