「2017 Samsung SSD Forum Japan」レポート
サムスン、年内に第4世代V-NANDの量産を開始
2017年06月13日 17時30分更新
文● ドリル北村/ASCII編集部
日本サムスンは、SSDの関連技術や導入事例を紹介する「2017 Samsung SSD Forum Japan」を、6月8日に都内のホテル開催した。
日本サムスンが「2017 Samsung SSD Forum Japan」を開催
富士通やDMM.comラボ、アイ・オー・データ機器などの代表者が登壇し、SSD導入事例を解説。また、韓国サムスン電子が今後の製品ラインナップなどを紹介した。
ここでは、そのフォーラムのなかでアスキーの読者が気になるであろう内容をピックアップしてお届けしよう。
サムスン電子
サムスン電子は今後のSSD事業について説明。2017年中に第4世代V-NANDの量産を開始し、データセンター向けにM.3フォームファクターのSSDと低レイテンシーの「Z-SSD」を投入、コンシューマー向けにはBGAタイプのSSDを投入すると発表した。
韓国サムスン電子のメモリー事業部 商品企画チーム長 専務のJinman Han氏
2017年中に第4世代V-NANDの量産を開始する。これは、3次元セルを64層まで積み上げ、容量は512GB、転送速度は800Mbpsに達するという
M.2の基板を長くしてチップをより多く搭載できるようにした新フォームファクターのM.3をサーバー市場に投入。2.5インチからM.3に変えることで、これまで2Uだったラックを1Uにでき、1枚あたりの容量も4倍に増加する
Z-NANDで設計された「Z-SSD」を来年投入するという。低レイテンシーでスループットが高いため、サーバーキャッシュに最適な製品だ
BGAタイプのSSDを開発中。小型軽量なBGAの特性を活かし、モバイル端末への導入を推し進める
SSDラインナップ。すべてを第4世代V-NANDでカバーするという
ランダムアクセスが非常に高速な「Z-SSD」。新コントローラーを採用し、容量は1TB(実際に使えるのは800GB)
「Z-SSD」はNVMeと比べると約4倍もレイテンシーが低い
「Z-SSD」のシーケンシャルシードは1.6倍、同ライトは3倍になる
1セントコインとほぼ同じ大きさのBGA SSD。1TBの容量が1gに収まる