ファーウェイ通信 第51回
税抜2万円台のお手頃スマホとスポーツテイストのスマートウォッチを紹介
コスパ最強スマホ「HUAWEI P10 lite」&スマートウォッチ「HUAWEI WATCH 2」レビュー!
2017年06月15日 11時00分更新
カメラには暗所に強い大型センサーを搭載
撮影機能も上位モデルの便利機能を継承
カメラについては、リアのメインカメラには1200万画素センサーを搭載している。画素数だけなら一般的な数字だが、ピクセルサイズが1.25μmという大型センサーを採用している点に注目。1画素あたりの受光面積が広いため、薄暗い室内などあまり明るくない場所でも、ディティールに優れた写真を撮影できる。フロントカメラは、800万画素センサーを搭載している。
撮影機能も大きく強化されている。ファーウェイのハイエンドモデルでおなじみの「PRO」モードがP10 liteにも搭載され、ISO感度やシャッタースピード、露出補正、AF切り替え、ホワイトバランスを設定できるようになった。またPROモードでは、カメラグリッドや水準器を利用可能。構図の水平や垂直を意識すれば、失敗写真の確率を減らすことができる。
また、同じタイミングで発売されたフラグシップモデル「HUAWEI P10 Plus」と「HUAWEI P10」に搭載された「ポートレート」モードが、P10 liteのセルフィー撮影でも利用できる。10段階の“ビューティレベル”を設定することで顔色を自然な色合いと肌ツヤに加工してくれるほか、背景だけをうまくボケさせることも可能だ。
そのほかファーウェイ製スマホではおなじみの「パーフェクトセルフィー」や「ライトペインティング」、「ナイスフード」モードなどが楽しめる。以下は、P10 liteで撮影した作例だ。
輝く背面のガラスがプレミアムモデルとしての貫禄
サファイアブルーは特に美しい
最後にP10 liteのデザインについてチェックしていこう。
P10 liteを目の前にして、まず目を奪われるのは本体背面の美しい光沢だ。背面パネルはガラスに覆われており、見る角度によって大きく模様を変えるのが印象的。デザインの方向性としては、老若男女にフィットするシンプルかつシックなたたずまい。カラバリは今回試用したサファイアブルーのほか、プラチナゴールド、パールホワイト、ミッドナイトブラックの全4色となっている。
本体前面と背面の両方で、2.5D曲面加工を施した7H硬度のガラスを採用。メタルフレームと相まって、高級感を醸し出している。手に当たる部分がすべてラウンドしている形状のため、手のひらにしっくりとなじむ持ち心地だ。
本体の厚みは約7.2mmで、重量は約146g。実際に手に持ってみると、5.2型ディスプレーながら狭額縁仕様のため、片手持ちでもまったく苦にならないサイズ感だ。
P10 liteを全体として評価すると、税抜約3万円という典型的なミドルクラスの価格帯でありながら、一歩先の性能を確実に持ちつつ、プレミアム感のあるデザインが加わって、その差がさらに大きく拡大しているという印象だ。
★
そのHUAWEI P10 liteは、ファーウェイ・オンラインストアのほか、家電量販店やECサイト、MVNOなどで発売中。市場想定価格は前述のとおり、税抜2万9980円となっている。
「HUAWEI P10 lite」の主なスペック | |
---|---|
ディスプレー | 5.2型IPS液晶 |
画面解像度 | 1920×1080ドット |
サイズ | 約72×146.5×7.2mm |
重量 | 約146g |
CPU | HUAWEI Kirin 658 2.1GHz×4+1.7GHz×4(オクタコア) |
メモリー | 3GB |
ストレージ | 32GB |
外部ストレージ | microSD(最大128GB) |
OS | Android 7.0(EMUI 5.1) |
対応ネットワーク | LTE:バンド1/3/5/7/8/18/19/26/41 (※au VoLTE対応予定) W-CDMA:バンド1/5/6/8/19 |
キャリアアグリゲーション | ○(2CC CA対応) |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac (2.4/5GHz対応) |
カメラ画素数 | リア:1200万画素/イン:800万画素 |
バッテリー容量 | 3000mAh |
SIM形状 | nanoSIM×2 |
USB端子 | microUSB |
カラバリ | サファイアブルー、パールホワイト、ミッドナイトブラック、プラチナゴールド |
市場想定価格(税抜) | 2万9980円 |
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