人気SIMフリースマホのスペックを全紹介! 【2017年5月版】 第5回
注目のSIMフリータブレットカタログ 2万円台のファーウェイか、高性能なASUSか、新iPadか
2017年05月28日 12時00分更新
電子雑誌読み放題サービスにも適したLTE対応8型タブが
2万円台前半で登場! ファーウェイ「MediaPad T2 8 Pro」
後述する7型モデルとともに、高解像度ディスプレーを含めて、なかなかの性能を持ちながら、2万円前半で購入できることが話題のファーウェイ製SIMフリータブ。まず紹介するのは8型の「MediaPad T2 8 Pro」だ。
7型と8型、数字の比較だけでは差は小さいように見えるが、実際の使い勝手では結構な違いがある。特に8型のメリットを感じるのが、電子雑誌を表示した際。1ページを画面全体に表示させていてもテキストはギリギリ読むことができる。最近人気の雑誌読み放題サービスを外出時に楽しむのにも適した1台だ。もちろん持ち運びのしやすさでは7型が上なので、自分の使い方で選ぶといいだろう。
1920×1200ドットの8型液晶、オクタコアのSnapdragon 615、2GBメモリー、16GBストレージ、4800mAhバッテリー、Android 6.0など。ディスプレー以外の性能的はそこそこといった感じだが、値段を考えるとコスパは高い。なお、通話機能にも対応するほか、au系のデータSIMでも利用可能(通話は不可)だ。
フルHDオーバーの液晶に指紋センサーまで搭載
それで2万円台前半! ファーウェイ「MediaPad T2 7.0 Pro」
タブレットの中でも最もコンパクトな7型クラス。持ち運んで手軽に使えるサイズだからこそ、LTE搭載モデルが欲しいところ。その貴重なSIMフリー機が「MediaPad T2 7.0 Pro」で、すっかりロングセラーとなっている製品だ。
実売で2万円台前半の価格ながら、1920×1200ドットという高解像度液晶を採用。さらにオクタコアCPU(Snapdragon 615)、2GBメモリー、16GBストレージに加え、ワンタッチでロック解除が可能な指紋センサーまで搭載するので、出先でもセキュリティーを高めつつ、しかもすぐに使い始められるのがうれしい。
デザイン的にもメタル筐体を採用し、厚み8.2mm、重量は約250gと薄型軽量。それでいてバッテリー容量は4360mAhと大きめ。さらに通話機能にも対応しているので、このサイズが気にならないなら、1台持ちでの運用も可能。カラバリもホワイト、ブルー、ゴールドの3色。特にブルーは側面まで青で、なかなかインパクトがある。
音と画面にこだわったプレミアムなSIMフリータブ
ファーウェイ「MediaPad M3」
「MediaPad M3」は、ファーウェイのSIMフリータブの中でも、サウンドと高画質のディスプレーにこだわったというプレミアムモデル。シルバーのスタンダードモデルとゴールドのプレミアムモデルがあり、ストレージ容量が異なるほか、後者にはM3専用設計というAKG製イヤホンも付属する。
スペックも当然高く、8.4型液晶の画面解像度は2560×1600ドット、CPUは高性能なKirin 950(2.3GHz+1.8GHz、オクタコア)、4GBメモリー、32 or 64GBストレージ、5100mAhバッテリーなど。タッチ式の指紋センサーも搭載する。
サウンド面では、旭化成エレクトロニクス(AKM)製のD/Aコンバーターを搭載するほか、米ハーマン社がサウンドチューニングを担当。端末の上下部に1W×2のスピーカーが設置されている。横画面ではステレオサウンドを楽しめるほか、縦画面でも左右をミックスしての再生をしてくれる。ディスプレーも独自の最適化技術「ClariVu」によって、利用している場面に合わせた表示に自動的に切り替わる。
価格も若干下がったほか、OSも6月下旬にAndroid 7.0にアップデート予定と、性能的にはまだまだ通用する内容。家でも外でも音楽や写真をじっくり楽しみたい人にオススメの1台だ。
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