デルは5月26日、「中堅企業向けバックアップ関連動向調査」の調査結果を反映した、中堅企業向けのバックアップソリューションを発表した。調査は4月から5月にかけて実施したもので、昨年12月から1月に調査した「中堅企業IT関連動向調査」の追跡調査にあたる。
今回提供されるソリューションはバックアップ、サービス安定化(HA:高可用性)、継続データ保護(CA:継続的な可用性)、アーカイブの4段階。バックアップとリカバリの際に重複除外によってネットワーク帯域幅を最大99%削減する「Dell EMC Data Domain」のほか、任意時点へ復旧する継続データ保護システム「Dell EMC Recover Point」や、ストレージの数や機種に依存せずリソースをまとめて仮想化する「Dell EMC VPLEX」、大容量・高速のニアラインストレージでスケールアウトNASを提供する「Dell EMC Isilon NL」などを揃える。これらのソリューションに加えて、バックアップ診断シートで具体的なソリューションを5分で提案する自社診断ツールを提供する。