新メモリー技術「3D XPoint」を採用するインテルのキャッシュ専用SSD「Optane Memory」に、容量32GBモデル「MEMPEK1W032GAXT」が登場。複数ショップで販売がスタートした。なお16GB「MEMPEK1W016GAXT」は先月末に発売済みだ。
「Optane Memory」は、低速なSATA接続のストレージ(HDDやSSD)と組み合わせて高速化するキャッシュ専用のSSD。インターフェースはPCI Express(3.0) x2で、フォームファクターはM.2 2280。
発売されたのは、容量32GBの「MEMPEK1W032GAXT」。Optane Memoryのコントローラーと32GBの3D XPointフラッシュメモリーで構成される。
動作条件として、CPUが第7世代CoreプロセッサーとPCHにつながるPCI Express×2もしくは×4接続できる、M.2スロットを備えたIntel 200シリーズチップセット搭載マザーボード。さらにインテルのRST(Rapid Storage Technology)15.5以降のドライバーが必須な点は従来通り。
なお、SSDとしてのスペックは、シーケンシャルリードが最大1350MB/sec、同ライトが最大290MB/sec、ランダムリード4Kが最大24万IOPS、同ライトが最大5万5000IOPS、MTBFが160万時間。
価格は約9980円。パソコンショップアーク、オリオスペック、ツクモパソコン本店、ツクモDOS/Vパソコン館、TSUKUMO eX.、ドスパラ パーツ館、パソコン工房秋葉原BUYMORE店で販売中だ。