人気SIMフリースマホのスペックを全紹介! 【2017年5月版】 第2回
高級感あるメタル筐体に8コアCPU、フルHD解像度、DSDS対応が基本!
3~4万円台はモトローラ、ASUS、ファーウェイの三つ巴!? 人気SIMフリースマホ全紹介 【ミドルハイ編】
2017年05月14日 12時00分更新
上下対称のデザインや背面のガラス素材が美しい
Alcatel「IDOL 4」
TCLコミュニケーションズが展開するAlcatelブランドは、もともとフランスの通信企業の携帯電話部門からスタートしているだけに、端末のデザインが一番の売りだ。
看板モデル「IDOL 4」は上下対称デザインが特長で、実際に上下反対でも端末の操作や通話などが可能。印象的なのは背面のガラス素材で、光の線が見る角度によって姿を変えていく。
スペックは、フルHD解像度の5.2型IPS液晶、オクタコアのSnapdragon 617(1.5GHz+1.2GHz)、3GBメモリー、16GBストレージ、13メガカメラ(イン8メガ)、2610mAhバッテリーといった内容で、実売価格は約3万4000円。また、au VoLTEにも対応している。ただ、DSDSや指紋認証に対応していないのは少し残念なところ。
5万円台で購入できてMoto Modsも使えるお手頃モデル
「Moto Z Play」
フラグシップ機のMoto Zに対して、価格はもう少しお手頃にしつつ(実売約5万3000円)、Moto ModsなどのMoto Zシリーズの機能が利用できるモデルが「Moto Z Play」だ。
スペックは、フルHD解像度の5.5型有機EL、オクタコアのSnapdragon 625、3GBメモリー、32GBストレージ、16メガカメラ(イン5メガ)と、ミドルハイクラスの典型的な内容で、Moto Zと同じくDSDSに対応。しかも、microSDスロットと別にnanoSIMスロット×2が用意されている。また厚さは6.99mmになってしまうものの、決して分厚いわけではなく、それでいてバッテリーは3510mAhとかなりの大容量である。
スペックを考えると価格は若干高めな印象があるが、モトローラらしさがしっかりあるデザインに加えて、Moto Modsの拡張性はやはり魅力的だ。
1年前のモデルだが、DSDS対応にAndroid 7.0も提供済
価格次第で買いの「Moto G4 Plus」
Moto G5シリーズが登場し、旧モデルになってしまったとは言え、価格的にはまだまだ買いの1台。特に筐体は新モデルでも採用された、流行のメタルの薄型ボディーではなく、押し出しがやや強いデザインにビニールっぽい素材を用いるなど、モトローラ端末らしい独自性を持っている。
スペックはフルHD解像度の5.5型液晶、Snapdragon 617、3GBメモリー、32GBストレージ、3000mAhバッテリーなど。防水には非対応だが、撥水には対応するという。また、UI的にはほぼ素のAndroidに近く、Android 7.0も早い段階で提供された。4G+3GでのDSDSや指紋センサーにも対応している。
★
次回の3回目はミドルクラスの端末を紹介する。価格帯では2万円台が中心で、以前はどうしても妥協が必要な部分もあったが、最近では8コアCPUや指紋センサー搭載など、普段使いには十分な性能・機能を持つモデルが増えている。また、価格的には若干高くなるものの、防水防塵やおサイフケータイに対応した国内メーカー製スマホなども存在する。選びがいがあるさまざまな端末が登場予定だ。

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