ソニーは5月16日、CDラジカセの新製品「CFD-S401」を発表した。6月10日発売予定で、予想実売価格は1万4000円前後。
同社によると現在、10代の若者を中心にカセットテープが見直されており、ラジカセの保有率も20代や30代よりも高いとのこと。これにより、カセットデッキ搭載機が前年比100%超で売れる時期もあるようだ。
この状況を踏まえ、新製品の「CFD-S401」は本体デザインを現代風にブラッシュアップ。リビングや寝室に置いても違和感のない外観とした。
本体サイズは幅320×奥行き199×高さ134mmで、本体上部にCDドライブとカセットデッキを搭載する。
従来機(E501)からの変更点は、ラジオチューナーがワイドFMに対応したことや音声入力やミキシングマイク入力(カラオケが可能)への対応、電池駆動(単2電池×6)が可能など。本体サイズも奥行きが約2.4cmほど短くなっている。
同社は同時に、カセットデッキを搭載しないBluetooth対応CDラジオ一体型システム「ZS-RS81BT」(予想実売価格 1万5000円前後)も発表。5月27日に発売予定だ。
従来モデル(ZS-RS80BT)とスペック的にはほとんど変わらないが、新たに2015年6月以降に開局したワイドFM局名表示に対応した。