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バックパック型PCバッグのおすすめはこれ(2017年版)

マッドITライター厳選「ノートPC対応」一芸バックパック5選

2017年05月06日 10時00分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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組み込まれた防水ハードケースがノートパソコンをがっちり守る

いかにも質実剛健なフォルム

左右のベルトで厚みを調整できる

Pelican S100 タブレット 防水バックパック
 最後は若干異質ながら、プロカメラマンなども使っている頑丈ケース「ペリカンケース」でお馴染みのPelicanのバックパックを紹介しよう。水没にも耐えられる防水ケースが背中側に組み込まれており、しっかり閉じるロックの内側には硬めのウレタンで覆われ、ソフトスポンジなどでノートPCを囲むこともできる。メイン気室の下部は樹脂素材カバー付きの大型ポケットとなっており、カメラ用インナーケースを入れるのにも手頃。

背中側の面はハードケースがそのまま露出しており、肩甲骨と腰部に大きなパッドが装着されている

ややゴツい印象は否めないが背負った際の印象はかなり普通のバックパック。パッドで浮いているため背中の通気性も良好

 3.2kgという重量や実売4万円前後という価格は手頃とは言い難いところはあるものの、自転車やバイクで転んでもノートは大丈夫という安心感は捨て難い。なお、このシリーズにはハードケース部が半分ほどのサイズの「S140」(2万8080円)もあり、持ち運ぶマシンが10インチタブレットなら考慮してもよいだろう。

ペリカンらしいハードケース部、上部にはロックのほか樹脂製ハンドルも

バッグの下部にある大きなサブポケットは内側のファスナーでメイン気室と一体化できる

まとめ

 最後に、今回紹介した製品の仕様をまとめて掲載する。各製品には収容ノートPCの公称値を記載しているが、実際に利用してみるとあくまで目安といったところで、13インチノートを想定しているモデルでも15インチクラスはなんとか収納できる。とくに昨今のノートPCは液晶の額縁が薄くなり液晶サイズの割にはボディが小さく、またワイド液晶ノートでは横幅に比べて奥行きが短いため縦長のバッグであれば入ってしまう。こればかりは実際に入れてみるのが一番なのだが、ノートが入る/入らないといったほかにも、見た目よりもコンパクト/すっきりしたデザインなのに思いのほか大きいなど、カタログスペックではわからない部分も多いため、店頭など試してみるのが一番なのは確かだろう。

製品名 ビクトリノックス「VX ツーリング 17インチラップトップバックパック」 サムソナイト「Essence Pro ラップトップバッグ」 Lowepro 「ストリートライン BP 250」 Thule「Paramount 24L Backpack」 Pelican「S100 ノートPC 防水バックパック」
対応ノートPC 17インチ 記載なし(15インチノート収納を確認) 13インチ 13インチ 15インチ
容量 24リットル 21リットル 22.6リットル(内寸250×100×450) 24リットル 25リットル
素材 ポリエステル、本革 ナイロン&ポリエステル コットンポリエステル混紡、ターポリン、本革 ナイロン コーデュラナイロン&ABS樹脂(ケース部)
防水対策 撥水加工 撥水コーティング 底部防水構造 防水(ケース部)
気室構成 メイン×1+ノートPC収納 メイン×1+ノートPC収納 メイン×1 メイン×1 メイン×2+ノートPC収納
サイドファスナー(メイン気室へのアクセス) × ×
サイズ(W×D×Hmm) 310×190×490 330×190×420 335×130×520 295×254×521 330×254×470
重量 約1.1 kg 約0.9kg 約1.275kg 約0.98kg 約3.24kg
価格 3万240円 2万7000円 ハクバ写真産業Web販売価格 3万2190円 1万7064円 PROCASE.JP販売価格 4万1040円

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