パイオニアは3月28日、業務用車両向けクラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」の機能強化を発表した。効率的な訪問順を自動算出する機能を標準搭載する。
ビークルアシストは2015年から提供しているサービスで、業務用車両の端末とサーバーを接続、動態管理や業務指示、運行コースの指示や進捗管理、危険運転の把握などが行なえる。
今回新たに、任意の訪問先を巡回する際に最適な訪問順を算出する「訪問順最適化機能」を搭載。訪問先の滞在時間や到着指定時刻を考慮した並び替えも可能。
また、管理者やオペレーターが使用する地図データの更新頻度を、これまでの年1回から月1回に変更。市町村合併などの住所変更の反映が早くなり最新情報で運行管理できる。
ビークルアシストは運行管理を中心とした「ビークルアシスト ログ」、運行管理に加えてリアルタイム車両位置管理などの機能を持つ「ビークルアシスト ビュー」、SDカードを用いて訪問先指示を支援する「ビークルアシスト SD」の3種のパッケージサービスで提供される。訪問順最適化はビークルアシスト ビュー/SDで利用可能。