VR・MR事業を手掛けるアイデアクラウドは、防災イベントや防災教育などで使える「防災VR」に3つの新しいラインナップの提供を開始した。2017年1月にリリースした「防災VR/火災編」の要素を引き継ぎつつも、本格的な防災訓練から、子供向けの災害疑似体験まで、様々なニーズに対応したパッケージとして幅広い用途に対応している。
今回発表されたラインナップは、「防災VR」「防災VR for Instant」「防災VR for Kids」の3つ。「防災VR」は本格的な訓練も可能なもので、「防災VR for Instant」は、イベント利用などで多くの人が体験できるよう、60秒で体験できる防災VRとなっている。「防災VR for Kids」は、子供でも体験できるように、単眼のVRヘッドマウントディスプレー(HMD)でも体験できるようにしたコンテンツだ。
どの防災VRも、現在は火災編が提供されている。
防災VRは今後、その他の災害「防災VR/地震編」や「防災VR/津波編」なども制作する予定だとのこと。また、教育機関に導入しやすくするために、イベントや施設などの導入パッケージ以外にも、エデュケーショナルライセンスでの提供も視野にいれて開発していくとのことだ。