国内最大級のカメラと写真映像の展示会「CP+ 2017」が、パシフィコ横浜で2月23日~26日まで開催中。360度ぐるりと撮影できるニコンの「KeyMission 360」やリコーの「THETA」などの全方位カメラが来場者の注目を集めていた。
例年どおり各社のブースには最新機種を体験できるトライアルコーナーが設けられており、こちらも開場直後から賑わいを見せていた。
タフに使える360度アクションカメラ
ニコン「KeyMission 360」
本体の前後に2つのカメラを内蔵した、4K動画撮影対応のアクションカメラ。ハウジングを使わずに30m防水に対応。ニコンブースでは自転車用のハンドルバーマウントやヘルメットマウント、リモコン用リストバンドなど多数のアクセサリーを展示していた。
360度カメラの先駆けは最新技術を公開
リコー「THETA」
人気の360度カメラ「THETA」シリーズを展開するリコーは、現在研究中の技術デモを公開していた。THETAで撮影した2K動画を4Kにアップコンバートするデモや、全方位画像と高解像度画像をシームレスにつなぎ合わせる技術を紹介。
セルフィーに特化した女性向け360度カメラ
カシオ「EXILIM EX-FR100L」
カシオの全天周カメラ「FR」シリーズは、約185度撮影可能なカメラ。カメラとディスプレーが分離するのが特徴で、スマホを使わずに遠隔操作ができるのが特徴。さらにFRシリーズのカメラを2つ用意すれば360度映像も撮影可能だ。
スマホに装着して使う360度カメラ
ルミカ「wink」
ルミカの360度カメラ「wink」は、スマートフォンに装着して使う。winkだけでは機能せず、micro USB経由でスマートフォンに接続することでカメラとして機能するのが特徴だ。
会場のスタッフによるとまだ詳細は決まっていないが、今年4月ごろの発売を予定しているそうだ。本体の設計がシンプルなので価格は控えめになるとのこと。