コーレルは2月17日、ビデオ編集ソフト「VideoStudio」シリーズの最新バージョン「Corel VideoStudio Pro X10」と、よりクリエイティブな編集機能を搭載した「Corel VideoStudio Ultimate X10」を発売した。
VideoStudioはシリーズはビデオカメラなどからの素材の取り込みや編集機能、ディスクへの書き出しやインターネットへの公開というビデオ編集に必要な機能を搭載。また作業ステップごとに分けたメニュー構成と、わかりやすいユーザインターフェースが特徴のビデオ編集ソフトだ。
VideoStudio X10では新機能「トラック透明度の設定」を追加。タイムラインから透明トラックを設定し、複数のクリップを一度に表示することやクリップのレイヤー化、トラックの不透明度調整を設定できる。またUltimateの新機能「マスククリエーター」では、ブラシとシェイプツールでハイライトする領域を指定して、オブジェクトを検出してクリップにマスクを追加できる。
VideoStudio Ultimate X10では、2D/3Dエレメントやビジュアルエフェクトなど美しいタイトルをドラッグするだけで簡単に作成できる「NewBlue Titler Pro 1」、300以上の粒子やオブジェクト効果から使用できる「proDAD Adorage Effects Package 9」、べベルや塗りつぶしなどでカスタマイズして高品質のモーショングラフィックスで2D/3Dタイトルを作成できる「Boris Title Studio」の3つのプレミアムエフェクトを搭載している。
価格はVideoStudio Pro X10通常版が1万3824円、Corel VideoStudio Ultimate X10通常版が1万8144円。