アナログ表示の利点を生かした25日動作
Withingsは、2008年にいち早くBluetooth経由でスマホと連携する体組成計「Body」を世に送り出し、その後、活動量計付き腕時計「Withings Activite」を発売するなど、iPhoneやスマートフォンと接続しデータを可視化するヘルスケア製品を長年手がけてきた。
そのため、何かしらWithingsのデータを10年弱に渡り蓄積している愛用者も多いだろう。2016年、ドイツで開催されたモバイルウエアの見本市、IFAで発表された新モデル「Steel HR」がようやく日本でも発売したので、紹介する。
既存モデルWithings Activiteは、アナログ針のリストウォッチにモーションセンサーを搭載して、最長8ヵ月連続使用という画期的な電池寿命を実現したモデルである。今回は心拍センサーを内蔵し、スマホ通知にも対応したことで電池寿命は約25日間、パワーセーブモードを使えばプラス20日間、時計の動作とデータ保存が可能となった。これにともない、同社初の充電式を採用。専用アダプターの上に載せてUSB充電する方式となった。
ダイヤル12時の位置にデジタル表示のサブダイヤルを設けたことで、スマホからの着信、メッセージ、カレンダーに設定したアラームをアイコンと振動で知らせてくれる。
日付や曜日、時間に加えて消費カロリー、心拍数、歩数、距離、アラーム、バッテリーレベルから4つまでを選択して液晶画面に表示できる。