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T教授の「戦略的衝動買い」 第415回

ICT系とは逆のプチゴージャス系! 「MICHAEL KORS」スマートウォッチを衝動買い

2017年02月01日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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文字盤デザインで遊んだり
2台のスマートウォッチを切り替えたり……

MICHAEL KORS専用ではない文字盤デザインも、スマホから転送してほとんど問題なく表示可能だった

MICHAEL KORS専用ではない文字盤デザインも、スマホから転送してほとんど問題なく表示可能だった

MICHAEL KORSオリジナルの宝飾系文字盤。好みの問題だが、筆者は気恥ずかしいのと、宝石のリアリティーがあまり感じられないグラフィックなので使っていない

MICHAEL KORSオリジナルの宝飾系文字盤。好みの問題だが、筆者は気恥ずかしいのと、宝石のリアリティーがあまり感じられないグラフィックなので使っていない

Google Playからダウンロードできる有料、無料のWatch Face(文字盤)の方が楽しいものが多い。文字盤転送はスマホとスマートウォッチをBluetooth接続した状態で、Android Wearの画面から簡単に行なえる

Google Playからダウンロードできる有料、無料のWatch Face(文字盤)の方が楽しいものが多い。文字盤転送はスマホとスマートウォッチをBluetooth接続した状態で、Android Wearの画面から簡単に行なえる

さまざまなWatch Faceを日替わりで切り替えて楽しむだけでもAndroid系のスマートウォッチは価値がありそうだ

さまざまなWatch Faceを日替わりで切り替えて楽しむだけでもAndroid系のスマートウォッチは価値がありそうだ

 ユーザーにより自由に交換できる文字盤(ウォッチフェイス)デザインも、標準で付属するMICHAEL KORSオリジナルなゴージャス系の文字盤以外に、一般的にGoogle Playに登録されている丸型文字盤も利用可能だった。その場合でも、前述した文字盤下部の弓形に欠けた部分の問題は当然ながら解決しない。

 筆者は、LGのスマートウォッチやTAG HEUERのスマートウォッチに使用していた有料販売されている文字盤デザインも含め、お気に入りのいくつかをディランにも転送して使用してみたが、基本的にすべて問題なく使用できた。

 さて、Androidスマートウォッチをスマートフォンに接続して活用するには、必ずスマホ側に「Android Wear」と呼ばれる専用アプリが必要だが、そのアプリのバージョン2.0では、1つのスマートフォンで複数のスマートウォッチを使用することができるように拡張されている。

Android Wear 2.0からは1台のスマホから複数台のスマートウオッチを切り替えて簡単に管理できる

Android Wear 2.0からは1台のスマホから複数台のスマートウオッチを切り替えて簡単に管理できる

筆者はその日の気分で、TAG HEUERの「CONNECTED」を使ったり……

筆者はその日の気分で、TAG HEUERの「CONNECTED」を使ったり……

ディランに切り替えて使ったりしている

ディランに切り替えて使ったりしている

 この機能のおかげで、筆者は現在メインのスマホである「HUAWEI Mate 9」に今回のディランとTAG HEUERの「CONNECTED」の2つのスマートウォッチを接続して、使いたいスマートウォッチをスマホ上のメニューから適時選択して便利に使っている。

1台のスマホで、複数台のスマートウォッチ、1台のスマートウォッチでたくさんの文字盤デザインを楽しめるので、腕時計マニアやコレクターにもスマートウォッチは多少魅力的な商品となっただろう

1台のスマホで、複数台のスマートウォッチ、1台のスマートウォッチでたくさんの文字盤デザインを楽しめるので、腕時計マニアやコレクターにもスマートウォッチは多少魅力的な商品となっただろう

 その日の気分によって文字盤を切り替えて楽しむ以上に、気分によってまったく外観デザインの異なる別のスマートウォッチを持ち出して楽しめるようになった。

スマートウォッチが腕時計マニアに浸透する日は来るか!?

 登場時はICT系ピープル用の“スマホ拡張外部ディスプレー”のような存在だったスマートウォッチだったが、文字盤の切り替え機能や、スマホによる複数のスマートウォッチの管理などの拡張によって、徐々にではあるが、腕時計コレクターや腕時計マニアの世界にも浸透していく可能性が出てきたようだ。

 今後スマートウォッチが生きながらえれば、ますます楽しみな世界になるかもしれない。

T教授

今回の衝動買い

アイテム:「MICHAEL KORSスマートウォッチ ディラン」

価格:羽田空港国際ターミナル トルクにて4万8600円で購入


T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるKOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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