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LINE16年決算、営業利益10倍…LINE APが好調

2017年01月27日 00時52分更新

記事提供:通販通信

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ロゴ LINE(株)が25日発表した2016年12月期連結決算は、売上高が前年比16.9%増の1407億400万円、営業利益が約10倍の198億9700万円、純利益は75億6000万円(前年同期は75億8200万円の純損失)となった。LINE広告が好調で、大幅増益となった。

 売上高の内訳は、スタンプ販売などのコミュニケーションが同2%増の292億9003万円、マンガ・ゲームなどのコンテンツは同9.1%減の447億8434万円、LINE広告が同68.1%増の445億2163万円だった。

 LINE広告は、公式アカウントなどからのメッセンジャー型広告の拡大のほか、16年6月に開始した「LINE Ads Platform」によるタイムラインやLINE NEWSなどのパフォーマンス型広告が急増し、売上高の拡大に寄与した。

 LINEアプリの月間アクティブユーザー数(MAU)は、世界で前年度末比1%増の2億1700万人、主要4カ国(日本・台湾・タイ・インドネシア)で同15.4%増の1億6700万人となった。

 次期の見通しは、LINE広告プラットフォームの改善より、パフォーマンス広告がさらに拡大するほか、コンテンツやコミュニケーションの売上も安定することを見込み、営業黒字の達成を予測している。

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