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女性の生活スタイル、消費は「モノ」から「コト」に変換

2016年12月20日 09時02分更新

記事提供:通販通信

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20161220%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%83%95%e5%85%83 (株)千趣会が19日発表した「2017年女性の生活スタイル潮流」によると、「現在のあなた、今後のあなた」についての調査で、今を楽しむために「ワクワクする体験をしたい」(モノからコトへの消費転換)、「気持ちよく暮らしたい」(不要なものはもたないが、心地よさにはこだわる)、「おいしいものを味わいたい」、未来に備えるために「いつまでも若さを保ちたい」「成長や自立を目指していきたい」という5つの生活キーワードが浮かび上がった。

 同調査は、20~60代の女性を対象にしたインターネット調査で、女性のライフスタイルに関する100項目ついて質問した。3回に分けて実施し、回答者は合計4713人。調査期間は10月3日~26日。

 「ワクワクする体験をしたい」では、「ライブ、ミュージカル、演劇、kabukiなどに行きたい」が現在35.7%→今後73.7%、「北海道新幹線、北陸新幹線など、新しくできた鉄道に乗って旅行したい」が現在7.2%→今後61%となるなど、消費が「モノ」から「コト」に移っていく傾向が強まった。

 「気持ちよく暮らしたい」では、「あまりあれこれ物を持たず、必要最低限な物をもった生き方をしたい」が現在32.3%→今後86.2%に上るなど、不要なものはできるだけ処分してシンプルに暮らす女性が増加する傾向があった。また、「タオルやシーツなどの毎日使う物の品質にはこだわりたい」が現在29.3%→今後72.4%となるなど、今後はシンプルに暮らしつつも、こだわりの心地よさを求める女性が増えていくことを予想した。

■「2017年女性の生活スタイル潮流」
http://www.b-desse.jp/report/2055

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