速度制限を気にせずYouTube / AbemaTVなど動画・音楽が楽しみ放題!
「BIGLOBE SIM」の“エンタメフリー”がおトクすぎる
2016年12月20日 11時00分更新
「エンタメフリー・オプション」を実際に試してみた!
「エンタメフリー・オプション」でうれしいのは、対象サービスであれば、Webブラウザ、公式アプリのどちらを使って動画・音楽を再生してもデータ通信量がカウントされないことだ(テザリングを利用した複数端末での動画・音楽の再生はエンタメフリー対象とならない場合がある)。
一方気になるのは、「エンタメフリー・オプション」では、スマートフォンに適した映像解像度(360p程度)に最適化されるという点だろう。データ通信量を心配することなくYouTube、AbemaTVといった人気サービスが視聴できても、見にくい画質となっていてはガッカリしてしまうはずだ。
そこで、実際に「エンタメフリー・オプション」を有効にした場合どの程度の画質で再生されるのか、編集部で実験してみた。利用した端末はiPhone 7 Plusで、場所はJR飯田橋駅付近。テストした時間は月曜日の午前9時ごろ。この時間帯のJR飯田橋駅であれば、午前10時までに出勤(JR新宿駅やJR秋葉原駅で乗り換え)するため電車に乗り続けている方が多いはずだ。
テストに利用した動画は、YouTubeに掲載している「アスキーチャンネル」のもの。動画中にテロップをはじめ細かな文字を表示することがあるので、字幕付きの洋画や海外ドラマをよく見る方の参考になるだろう。
簡単なテストではあるものの、この3点の画面写真だけでも「エンタメフリー・オプション」を有効にした際の動画が、視聴しやすい画質となっていることが分かるだろう。これでデータ通信量がカウントされないのだから、やはり「エンタメフリー・オプション」は注目に値するサービスといえるはずだ。
気になるオプション料金はおいくら?
まず、「エンタメフリー・オプション」の組み合わせが可能な基本のプランには、高速データ通信容量が月間6GBの「ライトSプラン」、12GBの「12ギガプラン」の2つがあり、これらに「エンタメフリー・オプション」の料金をプラスする形となっている。音声通話SIMの場合ならBIGLOBE SIM利用料+月額480円(税別)で、データSIMの場合はBIGLOBE SIM利用料+月額980円(税別)だ。
利用可能なプランと「エンタメフリー・オプション」料金 | |
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利用可能なプラン | ライトSプラン、 12ギガプラン(シェアSIMを含む) |
音声通話SIM利用時の 「エンタメフリー・オプション」 月額利用料金 (SIM1枚ごと) |
月額480円(税別) |
データSIM利用時の 「エンタメフリー・オプション」 月額利用料金 (SIM1枚ごと) |
月額980円(税別) |
対象サービス | YouTube、Google Play Music、Apple Music、AbemaTV(2016年12月1日現在) |
※対象サービスの有料コンテンツ、また有料プランの場合は各社への支払いが必要です。
例えば、「ライトSプラン」を音声通話SIMで契約し、「エンタメフリー・オプション」を追加した場合は、月額2150円(税別、通話料別)+月額480円(税別)で、合計2630円(税別)という計算だ。通話は不要で動画だけを楽しみたいなら、「ライトSプラン」のデータ通信SIMに、「エンタメフリー・オプション」という組み合わせで、月額1450円(税別)+月額980円(税別)=月額2430円(税別)で夢の環境が手に入る。
さらにBIGLOBE SIMには「シェアSIM」というおトクな制度がある点も見逃せない。例えば、音声通話SIMを主回線として契約し、データ通信SIMを子回線として追加した上で「エンタメフリー・オプション」を割り当てると、シェアSIM(データ)月額利用料200円(税別)+月額980円(税別)で対象サービスを楽しめるLTE回線が手に入ることになる。ポイントは、シェアSIMを適用しているすべてのSIMそれぞれに「エンタメフリー・オプション」を付加する必要はなく、任意のSIMのみ契約できるという点だ。家族でシェアSIMを利用していて、対象の動画サービスや音楽配信サービスをよく使うお子さんがいるといった場合は、検討することをぜひオススメしたい。
2年で約11万2800円の差額! 大手通信キャリアの20GBプランよりも断然おトク
ここで、今年の秋に登場して注目が集まっている大手通信キャリアの月間20GBのプランと、BIGLOBE SIMの「ライトSプラン」を比較してみよう。大手の場合、高速データ通信容量が20GBで、数分間の通話が無料で利用できる音声通話が可能なため一見おトクに見えるが、実はそうではない。以下の図を見ると、それがすぐにわかるはずだ。
「ライトSプラン」の場合、高速データ通信容量が6GBと少なく思ってしまうが、「エンタメフリー・オプション」があるため、YouTubeやAbemaTVなど対象サービスを月間14GB以上使っていれば、BIGLOBE SIMのほうがオトクになる。記事冒頭で挙げたYouTubeや音楽配信サービスのデータ利用量を考えるとすぐに到達するはずなので、“別腹”が大きな効果を生んでいるわけだ。
また、音声通話の時間が5分間と3分間の違いがあるなど大手にも有利なポイントはあるものの、月額料金の差が「約4700円」もある点は大きすぎる。2年(24ヵ月)契約であれば、単純計算で約11万2800円の差額が生まれることになる。これはもうBIGLOBE SIMが“断然おトク”といっていいはずだ。
