ソニーマーケティングは12月8日、デジタル一眼カメラ「α」のサービス拠点となる「α Plaza」を全国5ヵ所に開設すると発表した。
いずれもソニーストア内に設置され、12月8日に銀座(東京)、名古屋、大阪、福岡天神でオープン。2017年春には札幌でソニーストアがオープンされるのと同時に開設予定となっている。
提供するサービスは、プロ向けの会員サービスである「ソニー・イメージング・プロ・サポート」向けのものと、一般ユーザー向けのものがある。
プロ向けには、修理受付や代替機の貸出、本体やレンズ、動画撮影機材などの試用貸出、専用の相談窓口などを提供する。
一般ユーザー向けには、機材メンテナンスやクリーニングサービス、相談窓口などを提供する。
各α Plazaでは、新製品の先行展示やタッチ&トライが可能なほか、ギャラリースペースも併設。地域に密着した写真展などを行なう。
このほか、2017年春には、撮影テクニックのレクチャーやセミナーなど、撮影にまつわる講座や体験会を行なう「αアカデミー」もスタートする。
同社代表取締役社長の河野 弘氏は、今回のα Plaza開設について、プロユーザーがαを使う割合が増加している点を強調。
たとえば、ソニー・イメージング・プロ・サポートの会員数は、2015年度以降急速に伸びており、2016年12月においては前年同期比で約2倍の会員数になっていると説明した。
その上で「(αは)次のステージに踏み込んでいく環境にある」とし、ワンストップでサービスを受けられる拠点を全国的に配置して「すべてのユーザーの創作活動をサポートしていく」と語った。