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Apple噂まとめ 第44回

Apple噂まとめ(11/27〜12/3)

iPhone 8シリーズの試作機は10種類超で1種類だけ有機EL

2016年12月04日 16時00分更新

文● 吉田ヒロ

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 国内外のApple噂系サイトで11月27日から12月3日までに出回った内容をまとめました。

11/28 iPhoneの米国生産は業者全体で負担か

EMSOneによると、ドナルド・トランプ次期米国大統領の意向を受け、iPhoneが米国で製造された場合、コスト増を業界全体が負担する可能性があるそうです。Appleがコスト増をかぶるという見方もありましたが、業界全体となると川下の企業はかなり苦しい状況に陥る可能性もありますね。本気でやるなら、税優遇などしないとヤバそう。

11/28 TSMCが早くも5nmプロセス製造ラインを構築

EMSOneによると、Apple Aシリーズチップの製造などで知られる台湾TSMC社が、5nmプロセスの製造ラインの建設を進めているとのこと。量産体制が整うのは2020年ごろになるそうです。

11/28 次期iPad Proはベゼルレスでホームボタン廃止

Macお宝鑑定団Blogによると、iPad Proの次期モデルはベゼルレスでホームボタンが廃止されるそうです。具体的には、新投入となる10.9型モデルのことで、9.7型iPad Proと同じ大きさで厚みはiPad Airと同じ7.5mmになるとのこと。12.9型iPad Proは厚みが0,3mm薄くなるそうです。iPad mini 4の後継になると考えられる7.9型のiPad Proは、iPad mini 4からサイズは変わらないとのこと。どうやら10.9型モデルは、9.7型モデルの置き換えになりそうですね。iPadはシニア層や教育機関、法人などで利用されているケースも多いので、物理的なボタンがなくなってしまうことの弊害が出てきそうですね。いつも目に見えて、押し込めるホームボタンの安心感は、macOSのアップルメニューぐらい重要なUIだと思います。

11/28 Appleは2017年中にインド・ジャカルタに研究施設を設立

9 to 5 Macによると、Appleは2017年中にインドのジャカルタに研修施設を設立するとのこと。インドの通信情報大臣であるルディアンタラ氏が、プロジェクト案が最終段階まで進んでいることを明らかにしたとのこと。インドでは安価なAndroid端末に押されてiPhoneはまったく売れてませんが、優秀と言われているインド人の頭脳を集めることで、あっと驚く技術や端末が生まるとうれしいですね。

11/28 iPhone 8のデュアルカメラ部品はシャープも供給

EMSOneによると、2017年に登場すると見られるiPhone 8シリーズが搭載するデュアルレンズカメラについては、韓国LGイノテック社のほかシャープもカメラモジュールを供給するそうです。

11/28 iPhone 8は一部モデルが有機ELパネルを搭載

ウォールストリートジャーナルによると、2017年に発売されると見られる次期iPhoneは、曲面の有機ELパネルを採用する可能性があるとのこと。曲面の有機ELパネルといえば、韓国サムスン電子社のGalaxy S7 edgeなどが有名ですね。これに対応してかどうかはわかりませんが、AppleはGalaxy以上の解像度を備える有機ELパネルの試作品の提出を、サプライヤーに求めているとのこと。

11/29 Appleは2017年にオーバーヘッド型ヘッドフォンを発売か

EMSOneによると、Appleは2017年にオーバーヘッド型のヘッドフォンをリリースするそうです。製造は台湾インベンテック社が請け負うそうです。台湾紙「経済日報」のリポートです。傘下のBeatsではなくAppleが開発する別ラインの製品になるのでしょうか。

11/29 iPhone 8はワイヤレス充電とガラスボディーが特徴に

MacRumorsによると、2017年に発売されると見られる次期iPhoneの4.7型モデルは、ワイヤレス充電機能と備えているほか、本体の素材が従来の金属からガラスに変わるそうです。台湾KGI証券のアナリスト、ミン・チー・クー氏のレポートです。楽しみですね、iPhone 8。

11/30 iPhone 8の試作品は10種類超もある

EMSOneによると、Appleは10種類以上のiPhone 8の試作品を検証しているそうです。そのうちの1種類が有機ELパネルを搭載しているとのこと。台湾の通信社「中央社」のレポートです。4.7型、5.5型、5.8型の3モデルがあると言われているので、各モデルで3〜4種類の試作品があるのかも。

11/30 有機EL版iPhoneはフォックスコンが独占受注

EMSOneによると、2017年に登場すると見られる次期iPhoneのうち、有機ELパネルを搭載する5.8型は台湾フォックスコン社が独占的に製造を請け負うとのこと。また、5.5型については台湾ウィストロン社が受注比率を伸ばしているとのこと。

11/30 iMacのヒンジ修理代金をAppleが返金か

MacRumorsによると、Appleは2012年12月から2014年7月の間に出荷された、27インチiMacのLate 2012モデルとLate 2013モデルの一部に、ヒンジの不具合が見つかったことを明らかにしたそうです。該当するモデルを過去に有償修理したユーザーに対して、修理代金の返金を始めているとのこと。具体的な不具合は、ヒンジ部分のプラスチック製ワッシャーの強度が不足しており、破損した場合はディスプレイの角度を固定できなくなるそうです。

12/1 Apple A10の600万台ぶんの発注をキャンセル

EMSOneによると、iPhone 7シリーズの販売不振により、AppleはApple A10チップの製造量を削減するそうです。具体的には、製造元の台湾TSMC社に対して600万台ぶん強の削減を依頼したそうです。当初の発注ぶんがどれくらいか不明ですが、iPhoneシリーズは四半期で4000万台超が販売されるので、かなりの量といえます。販売されているモデルはiPhone 7シリーズだけではないので。なお、製造量削減によるTSMCへの打撃は限定的だそうです。TSMCはApple以外にも上顧客持ってますからね。

12/1 Appleの純正「マップ」アプリで屋内ナビが可能に

ブルームバーグによると、Appleは「マップ」アプリの精度を高めるために、ドローンを使った地図情報の取得を検討しているそうです。また、建物内の映像なども収集しているとのこと。よりGoogleマップに近づく感じですが、ユーザーにとっては、どの端末で同じデータが見られるGoogleマップのほうがいいような気がしますね。

12/2 iPhoneの有機EL用のFPCは韓国メーカーが受注

EMSOneによると、次期iPhoneの有機ELパネル搭載モデルのフレキシブルプリント基板は韓国製になるそうです。有機ELパネル自体も韓国メーカーから大部分が供給されるのでしょうね。

12/2 韓国初のApple直営店は2017年11月オープン

Patently Appleによると、韓国初のApple直営店が2017年11月にオープンするとのこと。場所は、ソウル市江南区新沙洞にある街路樹通りだそうです。デザインを担当するのは、Appleの新社屋「Apple Campus 2」を手がけている、フォスター+パートナーズ社とのこと。

12/3 iPhone 6sの突然死はバッテリーの劣化が問題か

iDownload Blogによると、一部のiPhone 6sでバッテリー残量があるにもかかわらずシャットダウンしてしまう問題について、Appleの中国向けサイトでバッテリーに問題があるという公式アナウンスが掲載されているそうです。問題のあるiPhone 6sのバッテリーが製造時に長く外気にさらされていたことから、通常よりも劣化が早いとのこと。ちなみにワタクシはiPhone 6s Plusを持っていますが、iOSを最新の10.1.1にしたころからバッテリー残量40%ぐらいでシャットダウンしてしまうようになりました。バッテリー本体ではなく、iOS自体の問題かもしれません。

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