ネスカフェバリスタについて不明な点があったらWatsonに聞いてみよう
ネスレ日本、IBM Watsonを使ったチャットサービスをスタート
2016年11月22日 21時00分更新
ネスレ日本は11月21日、IBMの人工知能Watsonを活用した顧客サービス「ネスレ・チャット・アシスタント」を開始した。
日本アイ・ビー・エムと協働して取り組む顧客サービスの第1弾としており、ネスレのコンタクトセンター「ネスレVOC(Voice of Consumers)センター」にIBM Watsonを連携。マルチチャネルに対応した対話型の自動応答を行なう。
ネスレでは、450万人を超えるネスレ会員や、27万人の「ネスカフェアンバサダー」との対話、直販の注文受け付け、電話や手紙、メール、ウェブサービスといった手段によって顧客とのコミュニケーションを行なっており、年間のコンタクト件数は100万件を超えるという。
IBM Watsonは、ウェブサービスやネスレ通販、LINEアカウントのなどからの問い合わせを自動応答するもので、自然言語分類技術と会話技術を用い、これまで蓄積した情報などから最適な回答を行なう。ウェブサービスではすでに開始、LINEアカウントは12月中旬の開始を予定しており、友だち追加でID「@nest」を検索、追加すると利用可能となる。いずれもサーバーメンテナンスを除けば365日24時間利用可能。