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ガチ自転車対戦! ALIENWARE+Zwiftはヤバイくらいハマる!! (3/4)

2016年12月05日 11時00分更新

文● 山口優、編集●ハイサイ比嘉

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いよいよ対戦開始! 外野の応援も白熱!

 ウォーミングアップが終わり、いよいよ対戦がスタート! 今回は各チームのメンバー3人が順番にそれぞれ5分間自転車をこぎ、トータルの走行距離を競い合うことにした。走るのは「プルデンシャル・ライドロンドン・クラシック」のバーチャルコースで、バッキンガム宮殿のような著名なランドマークや、ロンドン名物の二階建てバスも登場する。

 ASCIIチームは、柳沢、太田、南田の順に走ることに。ウォーミングアップで緊張がほぐれたのか、いずれも余裕を感じさせる表情。一方、Zwift+ALIENWAREチームはZwift Japanの相沢さん、佐藤さん、ALIENWAREのK氏の順で、こちらもみんな不敵な笑みを浮かべている。

 両チームの顔合わせが済んだところで、トップバッターの柳沢と相沢さんがロードバイクにまたがり合図とともに走り出す……はずだったが、いきなり相沢さんがフライング! そこで柳沢が差分の0.1km走って調整した後、再度スタート! 今度は大丈夫のようだ。

挨拶をするトップバッターの柳沢と相沢さん

 さっきまでのドヤ顔はどこへやら、ふたりとも真剣な表情でペダルを踏んでいる。そのパワーが「Wahoo KICKR POWER TRAINER」で計測され、「Zwift」の画面上にワット値として刻々と表示されていく。それを見ると相沢さんの数値が常に高レベルで安定しているのに対し、柳沢の方は瞬間的に高い数値を出した後でガクッと下がるという具合に波のある推移。自転車の経験の差がもろに数値として現れている。結果、5分経過した時点で柳沢が2.8km、相沢さんが3.4kmと600mの差が生まれてしまった。

真剣な表情で自転車をこぐ柳沢と相沢さん

応援合戦もスタート

走り終えた柳沢と相沢さん。5分間とはいえ、かなり体力を使ったはず。今回は直接対面した状態で対戦しているが、「Zwift」であれば遠距離のユーザーと競うことが可能で、その点が一般的なインドアサイクリングとは大きく違う

いよいよ第二走者に!

 それぞれ第二走者にバトンタッチして対戦を続行するが、走りの傾向は似たような感じ。太田が150~250ワットで上下するのに対し、佐藤さんは高値で安定して推移している。距離も佐藤さんが着実に太田を引き離し、5分経過した時点でASCIIチームは5.9km、Zwift+ALIENWAREチームは7.0kmと1.1km差まで開いてしまった。最終走者でこの差を埋めることができるのだろうか?

第二走者の太田と佐藤さん

 ちなみに、対戦の間中、外野陣は声援を送ったり、Ride On(「いいね!」のような機能)でライダーたちにサムズアップのスタンプを送ったりして励まし、当の走者以上に(?)白熱した雰囲気だった。見ているだけでアツくなれるのも「Zwift」の魅力といえそうだ。

外野の応援もヒートアップ。佐藤さんは、時間配分に気を使っていた印象

走り終えた後の、佐藤さんと太田

ユーザー同士で励まし合える「Ride On」(ライドオン)

 「Zwift」内で走っていると、アバターの頭上からサムズアップのスタンプが降ってくることがある。これは「Ride On」(ライドオン)という機能で、SNSの「いいね!」に相当するもの。他のユーザーを励ましたいときに送ることができる。スマートフォンのアプリから簡単に送れるので、頑張っているユーザーを見かけたら気軽に送ってみよう。ちなみに、サムズアップのスタンプをたくさん集めるとバッヂがもらえるなどの特典もある。

他のユーザーと励まし合える「Ride On」機能も搭載している

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