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T教授の「戦略的衝動買い」 第404回

多機能センサーでドアの開閉も管理できる「カメラ一発!センサー」を衝動買い!

2016年11月09日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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カメラ一発!センサーセットベストバイの「カメラ一発!」と「Z-Waveセンサー」のキッティングモデル。買ってすぐ子供や高齢者の監視じゃない優しい見守りに使える

カメラ一発!センサーセットベストバイの「カメラ一発!」と「Z-Waveセンサー」のキッティングモデル。買ってすぐ子供や高齢者の監視じゃない優しい見守りに使える

 過去、何度かにわたって自宅の駐車場や自室、ペットなどを地球上のどこにいても、いつでも自由にモニターできるいくつかのインターネットカメラを本連載で紹介してきた。おかげで自宅には現在も4台のインターネットカメラが稼働中だ。

 今回紹介する「カメラ一発!センサー」は、従来、音や振動、映像の変化を検知してパソコンやスマホに何らかの情報を送信していたインターネットカメラが、子機として「Z-Wave」(低消費電力の無線技術。欧米で普及)対応の各種センサーを従えてより柔軟で細かな管理ができるように成長した製品だ。

 筆者の購入したモデルは、Z-Wave対応の「カメラ一発!」(CS-W72Z)と、4種類のセンサー(ドア/窓の開閉、温度、湿度、照度)を常時管理し、カメラ一発!に、業界標準のZ-Waveを使って送信する「4in1センサー for カメラ一発!」(ZD2201JP-5-P)の同梱モデルだ。

筆者宅で3年間ノントラブルで活躍中の初代のパンチルカメラ「CS-W70HD」

筆者宅で3年間ノントラブルで活躍中の初代のパンチルカメラ「CS-W70HD」

 近くこの先進モデルで、筆者宅で3年以上頑張っている初代のパンチルカメラ「CS-W70HD」を置き換える予定だ。

センサーモジュール付きの見守りカメラ
「4in1センサー for カメラ一発!」

キッティングモデルなので茶箱でデリバリーされてくる

キッティングモデルなので茶箱でデリバリーされてくる

中身の1つはベストバイのパンチル対応の最新機「カメラ一発!」

中身の1つはベストバイのパンチル対応の最新機「カメラ一発!」

もう1つは、「4in1センサー for カメラ一発!」。ドアや窓の開閉検知以外に、温度、照度、湿度を測定するセンサーが入っている

もう1つは、「4in1センサー for カメラ一発!」。ドアや窓の開閉検知以外に、温度、照度、湿度を測定するセンサーが入っている

 まずはカメラ一発!本体の同梱物を紹介しよう。基本構成は3年前のCS-W70HDと同様で、本体とACアダプター、壁面固定のブラケット関連、イーサネットケーブル、取説だ。

「カメラ一発!」(CS-W72Z)の同梱物は壁面・天井取付キットを含んだシンプルな構成

「カメラ一発!」(CS-W72Z)の同梱物は壁面・天井取付キットを含んだシンプルな構成

本体前面。昼間用と夜間用の2つのカメラを装備している

本体前面。昼間用と夜間用の2つのカメラを装備している

背面には有線LANとAC端子がある

背面には有線LANとAC端子がある

SDメモリーカードはてっぺんから挿入する

SDメモリーカードはてっぺんから挿入する

 本体はコップのような外殻に囲まれ、中央に球体のカメラ部分があり、カメラは上下に130度動く(仰角90度、俯角40度)。また、本体の台座より上の部分が正面を基準にして左右に各170度回転し、340度の守備範囲が視界となる。

 死角は真後ろのわずか20度だけとなる。これだけの範囲を遠隔からスマホでコントロールしてモニターすることが可能だ。

 レンズは昼間用と夜間用の2基を搭載、光センサーによる自動切り替えで、昼でも夜でも被写対象を確実に捉えることが可能だ。

 背面にはACジャックとイーサネットポートも備えており、Wi-Fi以外にイーサネットケーブルによるルーター接続も可能となっている。

 外部記録メディアは本体球体部分の頂点にあり、最大32GBまでのmicroSDカードが利用できる。

付属の専用ブラケットで天井および壁面に取り付けることもできる

付属の専用ブラケットで天井および壁面に取り付けることもできる

一般的な三脚穴も底部にあるので、カメラ用の三脚を使って自立させることもできる

一般的な三脚穴も底部にあるので、カメラ用の三脚を使って自立させることもできる

 L字型のブラケットを使用して壁面や天井から逆さ位置での固定もできる。また底面には標準的なカメラ三脚のネジ穴もあるので、お好みの三脚を使って固定することも可能だ。

 何と言っても「カメラ一発!センサー」の最大のアドバンテージは、業界標準であるZ-Wave対応の各種センサーを利用してカメラ一発!の管理下で、さまざまなモニターや、その結果によるアクションなどを設定できることだ。

「カメラ一発!」(上)と「4in1センサー for カメラ一発!」(下)がZ-Waveで通信して検知結果をインターネット経由でスマホやパソコンに知らせてくれる。下は単4電池の入るセンサー本体(左)とマグネット(右)の合体・分離で信号を発信する

「カメラ一発!」(上)と「4in1センサー for カメラ一発!」(下)がZ-Waveで通信して検知結果をインターネット経由でスマホやパソコンに知らせてくれる。下は単4電池の入るセンサー本体(左)とマグネット(右)の合体・分離で信号を発信する

 今回は、キットの「4in1センサー for カメラ一発!」を使用して、子供の帰宅やひとり暮らしの高齢者の方の生活モニターを実践してみようと考えてみた。

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