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イスに座るだけでWindows 10にログイン!?

顔認証でサクッとログイン、Windows Hello対応カメラ「CM01」が便利だ!!

文●ハイサイ比嘉

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まずはデバイスドライバーのインストール

 「CM01」の場合、生体認証機能「Windows Hello」の設定を行なう前に、マウスコンピューターの「顔認証カメラ専用サポートページ」にある「ドライバダウンロードページ」から、デバイスドライバー(RtsUvc_10.0.10586.11211_win10_RS_20160729_WHQL.zip、2016年10月28日現在)をダウンロードし、インストールする必要がある。

マウスコンピューターの「顔認証カメラ専用サポートページ」にある「ドライバダウンロードページ」

 インストール自体は簡単で、zipファイル展開後に生成されたフォルダー内にあるsetup.exeを起動するだけで、自動的に行なわれる。インストール中は一切操作する必要はなく、最後にPCを再起動するかどうか尋ねられるので、支障がなければ再起動を選択し「完了」ボタンをクリックするといい。これで、デバイスドライバーのインストールは終了だ。

インストール中は一切操作する必要はない。最後にPCを再起動するかどうか尋ねられるので、支障がなければ再起動を選択し「完了」ボタンをクリックする

再起動後デバイスマネージャで確認すると、「RGB-IR camera」として表示されていた。Windows Helloの顔認証では、近赤外線 (IR) により写真/ビデオ/マスクによる偽装・なりすましが困難としている

「Windows Hello」の設定手順

 ここからは、いよいよ「Windows Hello」のセットアップだ。指紋認証リーダー「FP01」同様の流れ(参照記事)で、"顔"とPINの登録を行なう。なおWindows 10 Anniversary Updateの場合、PINは4ケタ以上127ケタ以下(の数字)であれば、好みのケタ数で設定できる。

Windowsメニューから「Windowsの設定」を開いて「アカウント」をクリック

「アカウント」では「サインイン オプション」をクリック

右ペインにある「顔認識」項目の「セットアップ」をクリックする

「Windows Hello セットアップ」が起動するので、「開始する」ボタンをクリックする

顔の登録中の様子。筆者の場合は、顔認証カメラ「CM01」と自分の顔の距離が60cm前後離れた状態で登録している

顔がフレーム端に寄りすぎの状態、あるいはフレームから外れた状態になると登録がストップし、メッセージが表示される

顔の登録が終わると、「PIN」の設定が開始される。顔認識が失敗する場合は、PINを入力することでログインできる

「PIN」を入力する。Windows 10 Anniversary Updateの場合、4ケタ以上127ケタ以下(の数字)であれば、好みのケタ数で設定できる

最初の「サインイン オプション」ウィンドウに戻ったら、Windows Helloのセットアップは終了。「ユーザーの顔を認識したら自動的にロック画面を閉じる」を「オン」(標準ではオン)にしておくと、全自動状態でログインできる

Windows 10からサインアウト(ログアウト)するには、Windowsメニューを開くと表示されるアカウントアイコンをクリックする。その後に表示されるメニューで、「サインアウト」をクリックする

 Windows Helloの設定を終えてサインアウトすると、「CM01」を利用した顔認証でログインできるようになる。メガネをかけている方の場合は、念のため「認識精度を高める」をクリックして、追加登録をしておくといいだろう。

顔認証はラクチン、イスに座るとWindows 10にログインできる!!

 「CM01」を利用した印象は、パスワードやPINの入力がなくなるだけでこんなにラクになるかというもの。イスに座って、PCを起動したりスリープからの復帰時させたりすると、「CM01」の顔認証のおかげで自動でサインイン(ログイン)が完了するため非常に快適な印象を受ける。セキュリティを確保しつつ、快適なPC環境を作れるスグレモノといえるのだ。

マウスコンピューター/G-Tune

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