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スイッチや無線LAN、設定ツールなど新製品も続々投入

4万円台のCatalyst投入!SMB市場に賭けたシスコの意気込み

2016年09月29日 07時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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1万円台からのスイッチと無線LAN APでスモールビジネスを開拓

 今回はさらに低廉な価格のスイッチや無線LANのエントリモデルも拡充された。

スイッチや無線LANのエントリモデルを拡充

 まずは3万円台からのエントリ向けのマネージドスイッチ「Cisco SG350シリーズ」が発表された。SG350シリーズは、SG300シリーズの後継となるファンレス対応のボックス型スイッチで、10ポートモデルと28ポートモデルの2機種を用意。PoEパススルーやIEEE802.11x、MACアドレスフィルタリングなどに対応し、スタティックルーティングの機能も搭載する。

 また、無線LANに関しては、1万円台からのエントリモデル「Cisco Wireless Access Point(WAP)シリーズ」が発表された。ラインナップとしては、IEEE802.11n対応の「Cisco WAP 131」のほか、IEEE802.11ac Wave1対応の「Cisco WAP 150/361/571」を用意。インテリジェントな電波調整が可能なAironetのコントローラー機能を内蔵していないかわりに、最大16台(WAP571の場合)のクラスタリングが可能で、同一サブネット内のAPの一元管理、AP障害時のフェイルオーバー、ファームウェアアップグレードの一括制御などが可能になる。販売開始は2016年10月より。

Aironetの3機種(右)とWAPシリーズの3機種(左)

 これらエントリ向けのスイッチや無線LAN APは、すべて日本語のGUIによる設定や管理が可能になっている。エンドユーザーが電話やメール等でサポートを受けられるスモールビジネスサポートセンター(SBSC)に対応しており、非専任管理者の負荷を大きく軽減できるという。

 さらにこれらスイッチや無線LANを簡単に設定・管理できる「FindITネットワークマネージメント」も提供される。こちらはローカルネットワークの情報を収集するプローブとマネージャーから構成されるオンプレミス版の統合管理ソフトで、ネットワークトポロジを自動収集できるほか、障害検知によってネットワークの状態を一目で把握できるという。2017年の第一四半期に日本語GUIにも対応する予定だ。

FindITネットワークマネジメント

 その他、中小企業が必要とする製品とサービスをトータルでカバーする業種別ソリューションも新たに展開。販売パートナーの支援やプロモーション、マーケティングプログラムなどを包括的に提供することで、拡販に寄与するという。第一弾として、Cisco Startの文教セレクションが用意され、2020年に向けた教育機関でのネットワーク化を強力に推進する。

 「シスコにしては安い」という従来のSMB向け製品のプライシングを大きく刷新し、日本市場の見合った価格を打ち出してきた点に、シスコの本気度が伺えた今回の発表。シスコというネットワーク機器における絶対的なブランディングに加え、1765社という強力な販売体制を構築したCisco Startは、競合国内ベンダーの大きな脅威になりそうだ。

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