Bluetoothなどと違ってアプリの導入が必要
Transfer Jet搭載SDHCメモリカードを除くUSBアダプター系のデバイスを動作させるには、パソコンもスマホも専用のアプリケーションを導入する必要がある。
パソコンはWindows対応のTransfer Jetファイル転送アプリをTransfer Jetのウェブサイト、スマホ版はGoogle Playからダウンロード・インストールする。
これら双方のアプリが極めて分かりやすいのは、パソコン(Windows)版もスマホ版も、アプリを起動するとひとまず両者ともに“ファイル受信待ち”状態で待機することだ。
ファイルを送りたいいずれか一方のデバイスが、送信ファイルを選択して、送信ボタンを押せば、即座にファイル送信が完結する。大きなサイズの動画ファイルもあっけないほど短時間で送信されてしまうので気が抜けてしまう感じだ。
「Transfer Jet USB/MicroUSBアダプタ」のキットは、AndroidスマホとWindowsパソコンのファイル共有としては簡単な設定と快適な操作感が秀逸だ。
もちろんDropboxなどのクラウドサービスを介して行なうデータ共有も同様に便利な仕組みではあるが、いちいちインターネットを介さずとも、目の前の2つのデバイスの片側にだけ存在するデータを、もう一方のデバイスに簡単、瞬時に転送できる仕組みはありがたい。
パソコンからスマホ側に転送されたファイルは、ギャラリー内のTransferjetホルダーに集約される。極めて高速で簡単便利なTransfer Jetだが、本領を発揮するのは、Transfer Jet搭載SDHCメモリカードも一緒に購入、活用したときだろう。
Transfer Jet搭載SDHCメモリカードは容量16GBと、昨今の大容量SDメモリーカードの中では多少見劣りする容量だ。
しかし、写真撮影1枚で20MB前後を消費する筆者のデジカメ(ソニー RX1RM2)でも数百枚の写真を撮影できる容量なのでひとまずは十分だろう。
Transfer Jet USB/MicroUSBアダプタがそれぞれ専用アプリを導入したデバイスで動作するのに対して、Transfer Jet搭載SDHCメモリカードはアプリの導入作業は不要だ(ファームウェアの更新作業は発生した)。SDメモリーカードをデジタルカメラのストレージとして自分のデジカメで普通に使用するだけだ。

この連載の記事
-
第854回
トピックス
それでも現金を持たざるを得ない現況で、ジッパー付きセキュリティポーチ靴下を衝動買い -
第853回
トピックス
3COINSのクリアワイヤレスキーボードが1000円に値下がりしたのでまた衝動買い -
第852回
トピックス
価格は優秀、剃りは凡庸 USB充電可なシャオミ製電動シェーバーを衝動買い -
第851回
トピックス
出張も旅行もこれ一台! 「クリップ型USB Type-C充電器+タップ」を衝動買い -
第850回
トピックス
年初にAndroid搭載のカラーE Ink端末「Bigme B751c」を衝動買いして9ヵ月使ってみた -
第849回
トピックス
理論派が作った“変態ピック”を半世紀ベーシストが衝動買い -
第848回
トピックス
“ケーブル紛失ゼロ”の未来系SSDケースを衝動買い -
第847回
トピックス
北欧製の密閉縦型製氷皿“アイスブレーカー”を衝動買い -
第846回
トピックス
今も愛用のThink手帳に迫るブギーボード「BB-21」を衝動買い -
第845回
トピックス
レガシーなタフスマホ「TORQUE G04」を5980円で衝動買い -
第844回
トピックス
EVERINGを衝動買い更新! NEON BUZZで“指先決済”を3年延長 - この連載の一覧へ











