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GeForce GTX GTX 1060にはVRAM搭載量が6GB版と3GB版の2種類があるが、3GB版はGPU内のCUDAコアが1割(128基)少ない分価格もややお安めだ。
絶対的な描画性能も6GB版より微妙に落ちるが、フルHDゲーミングのコスパは良好。VRAMを強烈に消費しない中程度~軽めのゲーム中心ならこちらがオススメだ。
だが安いといっても設計に手抜きがないのがGIGABYTE製品の魅力。カード背面にはしっかりとバックプレートが入っており、基板の歪みによる動作不良を未然に防いでいる。
回転方向を違えた90mmファンやヒートパイプの性能は上で紹介した6GB版モデルと同じ。だがカード長が223mmと短いため、内部の奥行きが厳しいPCにも装着しやすい。外部電源も6ピン×1なので旧世代PCの電源ユニットとも合わせやすい点もメリットだろう。
ビデオメモリー3GB版のGeForce GTX GTX 1060は価格が控えめなので、財布に優しいのがグッド! フルHD解像度でeスポーツタイトルをプレイするなら、この製品で十分すぎる性能を発揮できるでしょう。
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これもGeForce GTX GTX 1060のVRAM 3GB版だが、カード自体の長さはMini-ITXマザーよりわずかに短い169mm。奥行きがMini-ITXマザーで埋まってしまうような極小サイズのPCケースにも入るのが本製品最大の魅力だ。ただ厚みは2スロット必要なため、PCに組み込む時は厚みが確保できるか確認しておこう。
極小サイズのビデオカードはオーバークロックが省略される製品も出てくるが、本製品ではベースクロック1531MHz/ブーストクロック1746MHz(OCモード時は1556MHz/1771MHz)と、小さいながらもしっかり攻めの姿勢を忘れてはいない。
しかも昨今のビデオカードでは事実上の標準装備といえる準ファンレス仕様(GPU低温時はファン停止)も備えている。小さくてもオーバーウォッチが快適に遊べるPCにしたいなら、ぜひとも使ってみたい1枚だ。
小型静音PCが大好きなので、なるべくビデオカードも小型なものを選びます。低負荷時はファンが停止する準ファンレス仕様なのもポイント。それでいてGPUもローエンドではなくミドルレンジのGTX 1060を搭載したこの製品は、久々に出会えたベストバイ製品です!