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オヤジホビー-ワタシが好きな物はみんなも好き、かもしれない- 第44回

風景も撮れるソニーマクロレンズで写真がうまくなった気分に

2016年09月22日 17時00分更新

文● にゃかむら(@TK6506)、編集●アスキー

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マクロレンズをゲット!

 ほかにも、イメージカットとか、ミリタリーグッズのラベルを撮りたいときなどなど、もっとどアップで撮りたいことがしばしば。iPhoneでもいいんだけど、やはりせっかくデジカメがあるんだからデジカメで撮りたい。で、以前から何度も買おうかどうしようかと迷っていたレンズ、E 30mm F3.5 Macroを買いました。名前のとおり、被写体を大きく写せるマクロレンズです。

ソニーのマクロレンズE 30mm F3.5 Macro

 E 30mm F3.5 Macroの最大撮影倍率は1.0倍。焦点距離は30mm固定、35mm判換算で45mmです。外装はアルミ合金製で色はシルバー。使うのに色なんて関係ないと言えば関係ないんだけど、カメラ本体が黒いので、できればブラックがあったらよかったかな。

 重さは138gほどしかなく、大きさの割にずいぶん軽い印象です。実際α6000に付けたときも、重心が本体側にあるため持ったときのバランスがよく、取り扱いは楽チン。

α6000に付けるとこんな感じに

 最短撮影距離は0.095m。なんと9.5cmまで近づくことが可能です。これでようやくどアップが撮れます! ただ、ぐぐっと寄れるのはうれしい限りですが、近づき過ぎてレンズ自身の影が出ちゃうことが。

 90mmのマクロレンズもあり、そっちなら同じ1.0倍ながら28cmの距離から撮れるんですが、問題はお値段。6倍ぐらい違います。E 30mm F3.5 Macroが2万4000円ほどなのに対し、FE 90mm F2.8 Macro G OSSはなんと約14万6000円! 甲斐性なしのワタシ的には全然無理な金額です。

 なので30mm一択だったのですが、これを書くのにソニーのサイトを見ていたら、9月24日にFE 50mm F2.8 Macroというのが発売予定と! 最短撮影距離は16cm。ヨドバシでは5万9000円で予約受付中です。レンズを買ったのは8月頭だったのですが、きっととっくにアナウンスされてましたよね……。すっかり情弱っぷりを発揮してしまいましたが、それを知ってたらもの凄く迷って、買ってからもやっぱりあっちがよかったかもとか考えちゃいそうなので、気にしません。

 レンズのこととか詳しくないので間違っているかもしれないですが、倍率からするといつものE PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSSに比べて5倍近く大きく撮れるはず。前述の軍用時計を撮ってみたら、だいたいそんな感じになりました。わかってはいたものの、いざこの距離でピピッとピントが合うと、ちょっと感激です。iPhoneで撮った写真をMacBook Airに持っていく手間もかからず、超快適。

 クローズアップ撮影のときは周囲が自然にボケて、なんだかうまくなった気分。植物など奥行きのある物を撮ると、目で見ているのとはまったく違う世界が見えてきます。また、マクロレンズというとマクロ撮影専用っていう気がしますが、被写体から離れていれば通常のレンズとほぼ同じ。風景を普通に撮ることもできます。歩き回ってスナップ写真を撮るには最適かも。なんて知った風なことを書きましたが、マクロレンズの使い方的なことをいろいろ調べた結果の受け売りです。マクロ専用なのかと思っていました。

iPhoneで撮った時計。思った以上に綺麗に撮れます

マクロレンズでは針や目盛りなどがボケました。綺麗だけど説明的な写真はiPhoneの方がいいかも……

クダモノトケイソウの葉っぱをE PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSSで撮影

マクロレンズだとこんな風に写ります

風景も普通に撮れました

 仕事用に買ったデジカメですが、せっかくレンズも買ったのでプライベートでも使ってみようと思います。写真教室的なところに行ってみたいなぁ(習いごと好き)。

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