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工作機械制御システムやデータのセキュリティ、製造業でのクラウド/VR活用を目指す

スマートファクトリー実現へ、DMG森精機と日本MSが技術協力

2016年09月12日 06時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 工作機械メーカーのDMG森精機と日本マイクロソフト(日本MS)は9月9日、工作機械を中心とする制御システムのセキュリティおよびスマートファクトリーの実現に向け、技術協力を行っていくことで合意した。製造業におけるIoT活用の進展を背景に、工作機械やデータのセキュリティ、クラウドやVR/ウェアラブルデバイスの活用による業務改革などを目指す。

発表会に出席したDMG森精機 取締役社長の森雅彦氏(左)と、日本マイクロソフト 執行役員 会長の樋口泰行氏(写真は日本マイクロソフト サイトより)

 発表によると、両社では「Industry 4.0」やスマートファクトリーの実現に向けて、技術協力を行っていく。具体的には、CELOS(工作機械コンソール)などのWindowsベース製品のセキュリティ、クラウド収集/保存時のセンサーデータのセキュリティ、マシンデータ分析による予防保全、新規ビジネスモデル構築に向けた技術検討、機械操作員の安全のためのデータ活用、VR/ウェアラブルデバイス等を活用した作業効率向上、などを挙げている。

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