7月28日、さくらインターネットは「さくらのクラウド」のオプションサービスとして、CDNサービスである「ウェブアクセラレーター」を発表し、オープンβテストを開始した。
ウェブアクセラレーターは国内向けのWebコンテンツ配信サービスで、オリジンサーバーの内容をキャッシュ配信し、Webサイトのアクセス集中による表示速度の低下やサーバーダウンを防ぐ。総計722Gbps以上の大容量バックボーンを利用して、国内のデータセンターに設置された複数のWebサーバーから高速にコンテンツを配信。HTTP・HTTPS のほか、HTTP/2にも対応しており、さらなる高速配信が実現できるという。
キャッシュ容量は1ファイルあたり200MiBで、最大キャッシュ保持期間7日間。ダッシュボード、使用量実績、サイト一覧、キャッシュ削除などはすべてさくらのクラウドのコントロールパネルから行なえる。
オープンβテストは2016年7月28日(木)~9月30日(金)の間で行なわれ、正式サービス開始は10月1日を予定している。