検索、広告、ニュース、ファイナンス、スポーツ、メールサービスなど主要事業のほとんどを米Verizonに売却する。
米ヤフー主要事業を5038億円で売却
2016年07月28日 12時39分更新
米Verizon Communicationsは7月25日、米Yahooの主要事業を48億3000万ドル(約5038億円)で買収することで合意したと発表した。
Yahooは、検索、広告、ニュース、ファイナンス、スポーツ、メールサービスなど主要事業のほとんどを売却する。
今回の買収では、Yahooの保有する持ち分約15%のAlibaba株式と、ソフトバンクグループに次ぐ2位の約35%を持つYahoo! JAPANの株式は対象外だ。
Verizonのローウェル・マカダム会長兼CEOは今回の買収について、「ちょうど1年前、我々はAOLを買収し、消費者、クリエイター、広告主のための戦略を拡大した。Yahooの買収は、グローバルモバイルメディア企業としてのVerizonの地位を高め、デジタル広告の収益を加速する」としている。
Yahooのマリッサ・メイヤーCEOは「Verizon、AOLとのコンビネーションで、さらに大きなスケールでこうした取り組みを続けていく。」と述べている。