ライター高橋量がオススメする鉄板のWi-Fiルーター
夏ボこそ「Aterm WG2600HP」が狙い目!! 高機能Wi-Fiルーターで超快適ネットを目指すのだ!
2016年07月08日 11時00分更新
光回線で「Aterm WG2600HP」を使ってみた
ここまでの検証結果は、Wi-Fi内での通信速度を計測したもの。ここからは、「Aterm WG2600HP」を固定回線で使ったときの計測結果を紹介する。
まずはPCによる計測結果から。Wi-Fi親機の「Aterm WG2600HP」に有線で接続したときの回線速度は、下りで808.03Mbpsという結果だった。2台目の「Aterm WG2600HP」をイーサネットコンバーターとして使ったときの回線速度は713.55Mbpsで、有線接続のときよりも若干速度が落ちている。回線の実効速度は一定でないためタイミングによるものかもしれないが、速度としては十分な結果だ。
このテストでは、筆者が普段仕事で使っているデスクトップPCを用いている。普段は有線でルーターに接続しているのだが、今回の検証にあたってWi-Fi接続で使ってみたところストレスはまったく感じなかった(ちなみに今現在も「Aterm WG2600HP」を利用しながら原稿を執筆している)。Wi-Fiは有線LANよりも実行速度が落ちることが多いため筆者はこれまで有線で運用してきたのだが、「Aterm WG2600HP」なら無線接続でも快適に利用できる。何よりゴチャツキがちなケーブル類を減らせる点も非常にありがたい。
ファイル容量43.8GBの大作PCゲームが、
わずか約24分でダウンロード完了
実際の利用時に近い検証として、PCゲーム販売サービス「Steam」においてゲームのダウンロードにかかる時間を計測してみたところ、ファイルサイズが18.6GBの「Rise of the Tomb Raider」で約10分、なんと43.8GBもある大作ゲーム「DOOM(2016)」でも約24分しかかからなかった。通信速度は最大47.1MB/秒(376.8Mbps)で、これはダウンロードサーバーの帯域による速度だと思われる。実際のゲームプレイまでは検証する時間はなかったのだが、このダウンロード速度であれば快適に遊べるだろう。
iPhone SEで回線速度を計測
iPhone SEで回線速度を計測してみたところ、下りで247.05Mbpsという結果となった。試しに2.4GHz帯で接続してみたところ、52.01Mbpsと劇的に速度が低下している。スマートフォンはまだ4×4 MIMOには対応していないものの、2.4GHz帯から5Ghz帯に変えるだけでも大きな効果はありそうだ。
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