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会社のセカンドPCに使いたいNEC「Mate タイプMC」レビュー

2016年06月15日 09時00分更新

文● 南田ゴウ

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 NECのビジネス向けPC「Mate タイプMC」は、本体が1リットルサイズと非常にコンパクトなのが特徴。外付けの光学ドライブとセットで専用スタンドに設置できるほか、対応する液晶ディスプレーのアーム部分にマウントブラケット経由で装着可能。PCをディスプレー裏に設置する場合は電源ボタンに手が届きにくくなるが、“Alt”+“P”キーの同時押しでPCの電源オン操作が行なえるのが便利だ。

NECのビジネスPC「Mate タイプMC」

 省スペースながらインターフェースはUSB3.0×6、DisplayPort×2基と必要十分。有線LANに加えてセレクションメニュー(BTO)で無線LAN+Bluetooth(+1万1000円)も選択でき、無線LANを選択した場合はアンテナを同梱。DisplayPort-DVI変換アダプターは標準添付で、外付け光学ドライブ接続用の極短USBケーブルも用意される。

インターフェースはUSB3.0×6、DisplayPort×2ほか。本体と外付け光学ドライブをセットで設置できる

対応するディスプレーにマウントブラケットを介して光学ドライブごと設置可能。Alt+Pキー押下でPC電源を入れられる

 省スペースPCながら処理性能も十分で、評価機(税抜24万400円)の第6世代Core i3-6100T(3.2GHz)、SSD 128GB構成でのベンチマークソフト「PCmark 8」“Home Conventional 3.0”スコアは2802と、一般的なモバイルノート以上。CPU内蔵のIntel HD Graphics 510は、フルHD動画をストレスなく再生できる。ディスプレー裏に設置した場合はディスプレーが遮蔽物になるため、駆動音もほとんど気にならないレベルだ。

ベンチマークソフト「PCMark 8」のスコア

 ビジネスPCらしくキーボード、マウスとも有線式(+4000円)で電源もACアダプターのため、ディスプレーケーブルと合わせるとケーブルがごちゃつきがちだが、わずか1リットルという容積の本体はディスプレー裏に置くことで、パワフルなメインPCと組み合わせて使うセカンドPCとして活躍しそうだ。

光学ドライブ接続用のUSBケーブルが用意される。無線LAN搭載構成はアンテナも同梱

「Mate タイプMC」評価機のスペック
CPU Core i3-6100T(3.2GHz)
メモリー 4GB
ストレージ 128GB HDD(+3万1000円)
グラフィックス インテル HD グラフィックス 510
光学式ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
(+2万1500円)
無線規格 IEEE 802.11ac、Bluetooth
(+1万1000円)
インターフェース USB 3.0×6、DisplayPort×2、ギガビットLANほか
本体サイズ/重量 幅63×奥行183.8×高さ183.6mm/約2.08kg
(光学ドライブあり、スタンド含まず)
OS Windows 10 Pro(64bit)
フレームモデル価格 13万3400円~(税抜)

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