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粘土を主原料とした低伸縮性ポリマー新素材を振動板に使用

新素材ポリマー・クレイ・コンポジット採用、ハイレゾスピーカー

2016年06月14日 18時49分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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ハイレゾ対応・無指向性タワー型スピーカー TS1000F

 オオアサ電子は6月14日、同社オーディオブランドEgretta(エグレッタ)より、新機能性材料を振動板に用いたハイレゾ対応スピーカー「TS1000F」を発表。12月上旬に発売する。

 住友精化などが開発した粘土を取材料とした機能性材料「ポリマー・クレイ・コンポジット」の音響素材としての特性に注目。蛇腹状に折りたたんだフィルムを横方向に収縮させて音をだす「ハイルドライバー方式」スピーカーとして開発した。

ハイルドライバー方式の概要 

 中域から高音域まで広くカバーする音域を持つことからシンプルな2ウェイスピーカーとしている。使用ユニットは5cmハイルドライバー型および13cmポリプロピレン・コーンスピーカー。入力は最大50W。

 漆喰仕上げのタワー型無指向性スピーカー2本組で、本体は約直径330×高さ1000mm、重量は1本約11。2kg。専用インシュレーターが付属。価格は2本1組で37万8000円。

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