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グッバイ現実! 「アダルトVRフェスタ01」が満員御礼すぎた

2016年06月13日 21時00分更新

文● 南田ゴウ(全ギ研)

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 VHSとベータが覇権を争ったビデオテープの時代から、メディアのデファクトスタンダード決定のきっかけとなってきたのはアダルト関係です。特にアダルトは三大欲求に関連するため、いつでも必ず一定の需要があるのが強みでしょう。

 6月12日に東京・秋葉原のイベントスペース「AKIBAPOP:DOJO」で開催された「アダルトVRフェスタ01」は、現在各社が注力しているバーチャルリアリティー(VR)のアダルト関連の催しということで業界の注目度も高く、一般会場前にプレス体験会も入場規制がかかるほどの盛況ぶりでした。

 さて、アダルトといえば我々「全ギ研」の出番です。当日は全ギ研所長のミナミダと、前日に「Galaxy S7 edge」を落として割り、ガチでヘコみ中のハッチがプレス体験会に参加しました。ふだんの仕事ぶりはだらけまくりの我々ですが、アダルト関係だとカッチリ10分前行動になるのが我ながら微笑ましいです。

 「アダルトVRフェスタ01」でまず気になったのが、「Oculus Rift」と手を模した上下に動くデバイスを連携させ、バーチャルお姉さんに手であれこれしてもらえる「アダルトVRの会」の技術展示。担当者によると「オネショタによくある手○キシチュエーションを仮想現実化しました」とのこと。実際に寝転がって体験してみると、確かにこれはいいものです。いつでもどこでも甘えほうだいですよ!

IT芸社漢組による「大人のBabulus」。体験中の筆者の見た目は、さながら波打ち際に打ち上げられたオットセイのようです

VR HMDではオネショタ歓喜の光景が展開されています。ハンズフリーでこんな光景が楽しめるなんて

 体験中の筆者の姿は地獄絵図といった様相ですが、筆者はバブみのあまりデモ終了後に真顔になっていたことに初めて気付きました。

 続いて体験したのは、ハンドローラーを利用した仮想トレーニング。「Oculus Rift」を装着してローラーを奥に転がして腹筋を鍛えると、目の前にはバーチャル美少女の股間がグイグイ迫ってくるという寸法です。このデバイスさえあれば、夏前には憧れのシックスパックが手に入ること間違いナシ。あまりに夢中になりすぎると、見上げている首と腰が破壊されるので注意したいですね。

VR腹筋ローラーを体験中には、こんな光景が拝めます

 VR IMAGINATORSは「ImagineGirls」のIris(アイリス)ちゃんと仮想の自室ベッドでイチャイチャできるVRをデモ展示。「Oculus Rift」と「Leap Motion」を組み合わせることで、美女を触ったり撫でたり揉んだりできます。実際に触れている感覚がないエア揉みですが、ベッドに座った自分のすぐ隣に美少女がいる感覚はたまりません!

Oculus RiftにLeap Motionを装着。これで手の位置を検出します

ベッドの隣にはキュートなIrisちゃんが

筆者の腕がIrisちゃんの胸元に迫る様子

 技術展示で来場者の注目を集めていたのは、サークル「VR JCC」による「なないちゃんとあそぼ!」。どういう技術かと申しますと、いわゆる“空気嫁”にスマホを取り付けてジャイロセンサーをコントローラーとして利用することで、空気嫁ちゃんにあれこれするとHMDに表示されるなないちゃんがその動きに連動するというもの。これほど体験中の姿を見られたくない展示もありません。

「なないちゃんとおそぼ!」を体験中の筆者(ちなみに真顔)

 例えば自分が寝転がって空気嫁を自分の上に乗せると、さながら騎○位といった風景が目の前に展開されます。さらに動くと画面内のなないちゃんが上下に揺さぶられます。横たえると正○位、後を向かせて後○位と体位変更も可能。筆者の前で大汗をかきつつ体験したハッチは「もう現実世界はいらないんじゃないかな」とクールに語っていたのが印象的でした。

空気嫁に装着したジャイロセンサー代わりのスマホで、なないちゃんが動きます

VRアダルティストのハッチは大喜び。大汗をかきつつ楽しんでいました

 筆者のようなおっさんが空気嫁ちゃんとたわむれる様子は、端から見ると単なる地獄絵図ですが、体験中は目の前に桃源郷が展開されているのでまったく問題はございません。さらにこちらの「VRなないちゃん」ですが、なんと夏コミに出展されるそうです。今年の夏は例年以上に暑くなりそうですね!

 机に貼り付けたおっぱいのクロマキー合成は、コストを抑えつつ胸に触れたいという欲求を満たせるアイデア技術。思春期のころ、胸に触りたすぎて知恵熱が出たことがあるミナミダも、これにはニッコリ。

架空のキャラクターの胸をクロマキー合成して好きなだけ触れる技術展示。筆者のPCデスクにも装着しようと決意しました

 箱の穴に手を入れると風速60kmの風により、いわゆる「胸を揉んだ際の柔らかさを感じる風圧」でDカップのおっぱいを疑似体験できる「ゲスの極みエンジニア」さんによる展示は、オトナになっても幼少時の遊び心を忘れないという微笑ましさがあります。ある意味、先端技術の究極の平和利用ではないでしょうか。ヤフー!主催の「Hack Day 2016」出展の逸品です。

子ども丸出しの笑顔でエアおっぱいを楽しむハッチ(注:もういい歳のおっさんです)

 PC接続だけでなく、単体でも利用できるVR HMD+コントローラー「Pico Neo」もデモ展示されていました。コントローラーを操作すると踊っている美女を鑑賞中の視点が変えられます。「Pico Neo」はSnapdragon 820を搭載し、OSはAndroid 6.0。有機ELディスプレーの表示解像度は1080×1200ドットです。

「Pico Neo」はスナドラ820と有機ELディスプレーを搭載

 「ポケットVR」は、購入したコンテンツのQRコードをスマホで取り込むと、専用アプリでVR視聴が楽しめるサービス。各社のVR HMDに対応するほか、スマホ用のVRヘッドセット機器でも利用できます。

「ポケットVR」の体験列は大盛況。手軽にVRが体験できるサービスは貴重ですね。7月中旬から販売開始予定

「ポケットVR」は「サイクロン」や「U.F.O. SA」など各社のアダルト系デバイスと連携するのも特徴

 アダルトコンテンツは他人に見られると恥ずかしいという印象をもたれがちですが、会場でのアダルトVRコンテンツ体験は、VR HMDを装着した方が爆笑したり感心したりと、非常に賑やかで笑顔が絶えなかったのが印象的です。ちなみに「アダルトVRフェスタ01」は、あまりに来場者が多すぎて途中で終了した模様。次回は8月に大きな会場で開催されることがアナウンスされました。この人気ぶりを見ると、アダルトVRの技術革新が進めばVR普及の強力なアシストになりそうです!

会場にはセクシー女優の木下寧々さんもいらっしゃいましたよ!


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