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4万円アンダーのホームユース最新NAS選び 第1回

3万円以下で買える格安NASの狙い目はどれ!?

2016年05月17日 10時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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スタイリッシュデザインの
ASUSTOR「AS1002T」

低コストで多機能なASUSTOR「AS1002T」。NAS然としていないフロントデザインがグッド

低コストで多機能なASUSTOR「AS1002T」。NAS然としていないフロントデザインがグッド

 2製品目は、2011年8月に設立された新興NASメーカーのASUSTOR(アサスター)製だ。自作PCパーツでは鉄板メーカーとなるASUSのグループで、今回チョイスした「AS1002T」のフロントパネルは、ASUS製ルーターの一部モデルと同じダイヤモンドカットデザインがフロントに採用されているのもポイントのひとつ。

 プロセッサーは1GHz動作のMarvell製デュアルコアで、ハードウェアトランスコードエンジンは備えないが、DTCP-IPをサポート。

 sMedio提供アプリの「sMedio DTCP Move」を導入することで、各社のレコーダーやテレビ、nasneなどで録画した番組をNASにムーブ可能だ。

 2万2000円前後の手ごろな価格帯で、DTCP-IPに対応するNASキットは「AS1002T」だけ。通常のファイル共有に加えて、録画番組の保存先を1つにまとめたい人は注目の製品だ。

フロントパネルにはダイヤモンドカットデザインを採用。NASの状態は4つのLEDで確認できる

背面にはUSB3.0ポートなどのほかに、電源スイッチと設定リセットスイッチを備えている

底面に吸気スリットを装備している

カバーの固定には工具不要なローレットねじを採用。HDDの取り付け用に、ローレットねじが付属しているので、組み立ては簡単だ

カバーを外すだけで、HDDを取り付け可能

HDDは2台ともベイに取り付けるだけで、NASと接続できるようになっている

プロセッサーには、小型のヒートシンクを装備。吸気スリット→排気ファンのエアフローでHDDとともに冷却

ASUSTOR「AS1002T」スペック表
CPU Marvell ARMADA-385 1GHz
メモリー 512MB
LAN Gigabit LAN×1
USB フロント USB 3.0×1、リアUSB 3.0×1
HDMI出力端子 非搭載
ハードウェア
トランスコード
非対応
DTCP-IP 対応(sMedio DTCP Move)
寸法 102(W)×218(D)×165(H)mm
実売価格 2万2000円前後
製品情報URL https://www.asustor.com/product?p_id=42&lan=jpn#overview

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