ズバッと解決! Windows 10探偵団 第108回
PCが正常に動作しているうちに、回復ドライブを作成しておこう
Windows 10の回復ドライブと再インストールの違いを教えて
2016年05月09日 09時00分更新
Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。
基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。
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回復ドライブと再インストールの違いを教えて
Windows 10の動作がおかしくなったりして、元の環境にしたいことがある。そんな時は、インストールディスクがあれば、Windowsの再インストールが可能。Windows 10の場合、7月29日までは「Windows 10を入手する」から、インストールメディア作成ツールがダウンロードできる。ただし、普通の再インストールなので、ドライバーのインストールなどは一からやり直しになる。
USBメモリーに作成した回復ドライブがある場合、工場出荷時の状態に復元することができる。PCに付属していなかった場合は、あらかじめ作成しておこう。8GB以上のUSBメモリーを用意し、「回復ドライブの作成」ウィザードに従うだけでOK。シールに「○○用回復ドライブ」と書いて貼り付けておくと、いざという時にすぐ見つけられて便利だ。
回復ドライブは、PCのリカバリー領域のデータをUSBメモリーに記録したもの。OSのアップグレードやパーティション編集ツールなど、特殊なソフトをインストールすることで、リカバリー領域が失われることがあるので要注意だ。PCが正常に動作しているうちに、回復ドライブを作成することをオススメする。
回復ドライブを利用する際は、PCにUSBメモリーを装着して電源オン。USBメモリーから起動し、キーボードを選んだら、「トラブルシューティング」→「ドライブから回復する」を選んで復元する。その際、自分で使い続けるなら「ファイルの削除のみ行う」を選んで短時間に処理してしまおう。売却したり譲渡する場合は、「ドライブを完全にクリーンアップする」を選択し、個人データを完全に消去しておこう。
これでズバッと解決!
再インストールは、ゼロからWindows 10をインストールし、再セットアップする。一方、回復ドライブは、作成したタイミングの環境にリカバリーできるのが特徴
Windows 10探偵団は毎週、月・水の午前9:00、日曜日の12:00に更新します。お楽しみに!
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