【GW特別企画】アスキー編集部が選ぶ注目のSIMフリースマホをクロレビ! 第4回
約2万円のZenFone! 便利な機能と十分な性能を持つ「ZenFone Go」をレビュー
2016年05月05日 12時00分更新
衝撃とともに登場の約2万円のZenFone!
ZenFoneシリーズの便利な機能や実用性はしっかり継承
SIMフリースマホでは、トップクラスの人気のASUS「ZenFone」シリーズ。バリエーションモデルも増えているが、その中で税抜1万9800円という衝撃的な価格で登場したのが「ZenFone Go」だ。
価格帯的にはエントリークラスとはいえ、その特徴や魅力はZenFoneシリーズで共通のものをしっかりと受け継いでいる。まず画面サイズはZenFone 2などと同じく5.5型。画面解像度はHD止まりだが、そのぶんCPUがミドルクラスのSnapdragon 400でも動作はスムーズ。また3010mAhバッテリーとの組み合わせで動作時間にも期待が持てる。
5.5型だけに横幅76.9mmとさすがに大型のスマホだが、画面を2度タップすることでスリープから復帰するジェスチャー機能で使いやすくなっているほか、日本語入力にATOKが搭載されているなど、使い勝手面でも上位のZenFoneシリーズとほぼ同じ。
さらに対応周波数が多めなのもZenFoneシリーズならでは。海外に行く機会が多い人にとっては魅力的だろう。SIMフリースマホの入門機から、スマホに詳しい人のサブ端末まで、幅広いユーザーにオススメできる1台だ。
「ZenFone Go」アスキー編集部クロスレビュー
ドロイドさん「派手さはないが質実剛健。5.5型で問題ないなら買い」
正直プレミアム感などは感じられず、購入したことに興奮するとかそういう要素はほとんどないかと。でもそれは質実剛健であることの裏返し。これまでのエントリークラスのスマホは、なにか我慢する部分があったのに、ZenFone Goにはその手の部分が見つからないです。そもそも約2万円で売っていいのかなという感じ。安いスマホが欲しくて、5.5型のサイズが気にならないなら、最初の候補で間違いなし。
スピーディー末岡「コスパ◎。ZenFoneはどれも外観が同じで……」
価格は約2万円でもスペック的にはミドルレンジで動きは文句ナシ。とにかく安くスマホを買って運用したい人にオススメ。デザインは、ほかのZenFoneシリーズを踏襲しているので、カラバリ以外でどのZenFoneなのか判別できない。このあたりは好き嫌いがわかれそう。3010mAhというバッテリー容量も魅力的。ヘビーに使わない人のスマホはコレで十分というほかない。
ゆうこば「ZenFone共通の機能とブルーのカラバリがイイ!」
低価格モデルながらもATOKやZenMotionなどシリーズ共通のアプリや便利機能をしっかり搭載している点が好印象。画面解像度がHDと、スペックだけ見ると不安に思っていましたが、実際使って見ると必要十分の画質で不満はないです。背面カメラは晴天時だとやや明るめに写ってしまいがちですが、曇り空ぐらいになる色のバランスもよく、値段以上の性能はあると言えます。あと、個人的には本機のこの青はかなりカッコイイと思います。
ASUS「ZenFone Go(ZB551KL)」の主なスペック | |
---|---|
ディスプレー | 5.5型液晶 |
画面解像度 | 720×1280ドット |
サイズ | 76.9×151×10.7mm |
重量 | 160g |
CPU | Snapdragon 400 1.4GHz(クアッドコア) |
メモリー | 2GB |
ストレージ | 16GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大64GB) |
OS | Android 5.1.1 |
対応ネットワーク | LTE:1/3/5/6/7/8/9/18/19/28/38 W-CDMA:1/2/5/6/8/19 4バンドGSM |
カメラ画素数 | リア:8メガ/イン:5メガ |
バッテリー容量 | 3010mAh |
防水/防塵 | ×/× |
指紋センサー | × |
SIM形状 | microSIM×2 |
カラバリ | ブラック、ホワイト、ブルー |
私たちがレビューしています!
クロスレビュアー紹介
ドロイドさん ASCII.jpのスマホ班リーダー。会社員なのに自費で常に多数のスマホを契約中。料金・通信速度に加えて、端子部分のキャップがどうこうなど、スペック表に載らない違いなど細かな話を突き詰めていくのが好き。
スピーディー末岡さん Androidユーザーのスピード狂。その名に恥じず速いものが大好きで、スマホはスペックからチェックするタイプ。ヘルメットを被っているのは、「俺はいつでも高速だから……」というよくわからない理由。座右の銘は「スペック良ければすべて良し!」
ゆうこばさん アスキー編集部で電子版やウェブなどを横断してモバイル分野を担当。基本的にはXperiaが好きで、現在の「Xperia Z5 Premium」で5台目。一方でサブ端末として格安SIM運用のSIMフリースマホが欠かせない。常に飯テロ写真を撮り続けており、Googleマップに投稿していたら、「ローカルガイド」のレベル4に昇格したのが最近のトピックス。
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