SIMフリースマホやモバイルルーターなど、ファーウェイ製端末の魅力をお伝えしている「ファーウェイ通信」。今回は、幅広いラインアップが揃うファーウェイのSIMフリー端末から、スマホデビューを検討している両親へのプレゼントに最適なモデルを紹介していく。

今回は父の日に合わせて、ファーウェイの豊富なラインナップから両親にプレゼントするのに適したスマホを紹介!
ガラケーユーザーの高齢者の中にも
画面の大きさなどからスマホを使ってみたい人は多いのでは?
いきなり私事で恐縮だが、筆者の両親は60代で2人とも昔ながらのフィーチャーフォンのユーザーだ。「これだけスマホが進化・普及して、使い勝手もよいのになぜ?」と思うのだが、この年代になると、使い慣れた機器を手放して新しいものにチャレンジすることが億劫になるという人は少なくないようだ。
それ自体は間違いではないのだが、周囲は少し困る。古いケータイの使い方を聞かれてももう忘れてしまったし、またキャリアメールでのやり取りはいろいろ制限があって面倒な部分があるからだ。その一方でスマホへの興味がゼロというわけでもなさそう。みんなが持っているものを使ってみたいという感情は当然あるし、画面の大きさもポイント。孫の写真を大きく見られることは、なにより一番の魅力なのである。
そこで、両親にスマホをプレゼントするという考えが浮かんでくる。SIMフリー端末を格安SIMとのセットで贈って、普段はLINEなどを活用すれば費用負担は小さい。当面は使い方のサポートが必要かもしれないが、使いこなせるようになって相互のコミュニケーションが円滑になるのはお互いにうれしいことだ。
というわけで、今回はファーウェイのSIMフリー端末の中から両親へのプレゼントにぴったりなモデルを選んで、その特徴を紹介していくことにする。
3万円台ながら、大人が持っても問題なく似合う
洗練されたデザインのミドルレンジ機「HUAWEI GR5」
まずは、父親に贈るスマホについて。第一候補には、洗練されたデザインのメタルボディーに指紋センサーを搭載するミドルレンジ機「HUAWEI GR5」(以下、GR5)を挙げたい。
GR5の特徴のひとつは、高性能な指紋センサーの搭載だ。最近のフラグシップ級端末では指紋センサーの採用例が増えているが、ミドルクラス機であるGR5で搭載しているのはアドバンテージとなる。用途としては、まずセキュリティーが挙げられる。昨今、情報漏洩が問題になっているだけに、生体認証による手軽で確実なセキュリティーの確保は欠かせない。
といっても、操作が難しくては、父親世代にはハードルが高くなってしまう。GR5の指紋センサーはセンサー上に360度どんな向きで指を置いても、指紋をしっかりと認識してくれるので安心だ。認識スピードが速く精度も高いため、何度か操作すれば、それほど意識せずとも使いこなせるようになるだろう。
また、ファーウェイ端末ならではの機能もある。指紋センサーをタッチパッドのようにして、端末の各種操作に利用できるのだ。具体的には、指紋センサー上で指を上下にスライドさせると通知領域を開閉できたり、指紋センサーを長めにタッチすることでシャッターを切ったりすることが可能となっている。
センサー長押しでのシャッター操作は、特にセルフィー撮影時に便利さを実感する。端末を片手でホールドした自然な体勢で撮影できるので、笑顔も自然なものになる効果が生まれそうだ。
スペックもチェックしておこう。CPUには、オクタコアのSnapdragon 616(1.5GHz+1.2GHz)を採用。さらにフルHD解像度(1080×1920ドット)の5.5型ディスプレー、2GBメモリー、16GBストレージ、3000mAhバッテリーと、十分以上の性能を持っている。対応周波数は、LTEがバンド1/3/5/7/8/19/40、3G(W-CDMA)はバンド1/5/6/8/19で、ドコモMVNOの格安SIMとの組み合わせもバッチリだ。
また、本体デザインのクオリティーの高さも見逃せない。ミドルクラス機ではめずらしいアルミ・マグネシウム合金の金属筐体を採用しており、背面にはヘアライン加工も施されている。大人の男性が持つのにふさわしい落ち着いた雰囲気と高級感だ。
GR5は、公式オンラインストア「ファーウェイ Vモール」のほか、家電量販店やECサイト、MVNOなどで発売中。価格は税抜3万4800円。カラバリはゴールド、シルバー、グレーが用意されている。
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より上質で高機能! カメラの「プロカメラモード」にも注目の
フラグシップモデル「HUAWEI Mate S」
父親に贈るスマホのもうひとつの候補は、フラグシップ機「HUAWEI Mate S」(以下、Mate S)だ。税抜7万9800円とGR5とは少々価格差があるが、それだけの価値はあるモデルだ。
父親世代にとって魅力となるのは、Mate Sのカメラだろう。リアカメラには、通常のRGBにWhiteを加えた1300万画素4色イメージセンサーを搭載。マニュアルカメラのように各種設定を細かく指定できる「プロカメラモード」など、多彩な撮影を楽しめる。
プロカメラモードでは、露出や色味、シャッタースピード、ホワイトバランス、ISO感度などを自分好みに変更し、思いどおりの絵作りが行なえる。設定を変更するとプレビューにリアルタイムで反映されるので、出来上がりを確認しながら使えるのが特徴だ。とりあえず試してみるなら、以下の操作画面のように、ホワイトバランスの変更がわかりやすいだろう。
そのほかMate Sでは、コントラストを強めにした「インパクト」や柔らかな空気感を表現できる「ND」など3種類が用意されたモノクロフィルターもおもしろい。また、ファーウェイ製スマホではおなじみの「パーフェクトセルフィー」や「ライトペインティング」も楽しめる。
仕事や会議に役立つ機能も用意されている。標準カメラの設定メニューから「文書撮影」を選んで起動する「自動矩形補正」がそのひとつ。これは、フレーム内にある書類や名刺などを自動で認識し、矩形補正して撮影してくれるという機能だ。認識の精度が高く、会議室のホワイトボードなどでも取り込める点が魅力だ。
もうひとつ、ビジネスタイムで活用したいのが「スマートレコーダー」。Mate Sには3つのマイクが内蔵されており、それらを利用して方向を検知する録音アルゴリズムを利用した機能だ。これが搭載された標準のレコーダーアプリには、「会議」「インタビュー」「ノーマル」という3つの録音モードがあり、シチュエーションに最適なモードを選択できる。
一番利用頻度が高いと思われる会議モードでは、本体内蔵の複数マイクを利用して最適な録音が可能である。集音したい方向や角度を指定することもできる。会議において特定の話者の声は確実に録りたいというような場面で役立つわけだ。
Mate Sは、公式オンラインストア「ファーウェイ Vモール」や家電量販店の主要店舗、MVNOなどで販売中。価格は税抜7万9800円。カラバリはミスティークシャンパン、チタニウムグレー、ローズゴールドの3色となっている。

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